第2話「まなつおにまつり」
感想
ラドンのメイン回
ジェットジャガー対ラドンの激しい戦いで幕を開けた第2話。
まるで、ゴジラっぽい怪獣の骨が登場して意味深に終わった第1話のことを忘れたかのよう(笑)
今回は、逃尾市に現れた謎の翼竜を人々が「ラドン」と名付け、それを町おこしに利用したりして親しんだりする中、海から大量のラドンの群れが現れる…というのが大まかな流れ。
ほとんどゴジラ映画の脇役みたいな扱いをされてきたラドンが、ここまで物語の主役的な大きな扱いを受けたのは、「空の大怪獣ラドン」以来じゃないでしょうか。よかったなぁラドン。
まぁ、この後さらにたくさんの怪獣が登場して、影が薄くはなっていくでしょうが(苦笑)
「ウルトラマンX」のホオリンガの回だったり、「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の「大怪獣現る」だったり、地方都市の人たちが怪獣を町おこしに利用するというのは、わりと定番のパターン。
しかし、人体に影響がないらしいとはいえ、放射性物質のラドンを持ってる怪獣で町おこしをして本当に盛り上がるのかは疑問(苦笑)
今後、新しい怪獣が増えていく度に、逃尾市では新しい商品が作られるのでしょうか?
アンギラス饅頭とか、クモンガ饅頭とか。さすがにヘドラ饅頭は食べたくないですね(笑)
ラドンの群れ
海から飛び立つ大量のラドンの群れ。
ラドンが、平成ガメラのギャオスのように、もろに人間を主食とする怪獣じゃなくてよかった。あの漁師さんたちが食べられるカットで第2話終了は嫌ですから…(苦笑)
このラドンの群れと、直前まで登場していた2匹のラドンとでは、体色に差異があります。群れのラドンの方は黒っぽく、単独で登場していた方は赤っぽい。
これってつまり、黒っぽい方が通常のラドンで、赤っぽい方はファイヤーラドンってことなのかも?
赤っぽいラドンの死骸が熱かったというのも、ファイヤーラドンなので体内に熱エネルギーを蓄えていたから…と考えると納得できるような気も。自身の熱エネルギーに耐えられずに自滅してしまったのだとしたら、結構ありがちなパターンです。
次回以降の種明かしに期待ですね。
EDのファンサービスが過ぎる
今回のキモは、何と言っても初公開されたED。まず怪獣だけでも、
- ゴジラ
- ビオランテ
- アンギラス
- ヘドラ
- ファイヤーラドン
- メガヌロン
- ショッキラス
- クモンガ
- モスラ
- マンダ
- キングシーサー
- ジェットジャガー
- メガロ(の角)
- 機龍
と東宝怪獣のお祭り状態!
さらに、カヨコ・アン・パタースン(石原さとみさん)や、家城茜(釈由美子さん)、X星人(水野久美さん)等々、怪獣だけでなくゴジラ映画の登場人物までそこかしこに登場するという力の入れっぷり。
おまけに、ゴジラがお助けキャラとして出ただけの「流星人間ゾーン」からゾーンファミリーまで登場するというネタの凝りよう。もう、ここまで来たらゾーンもアニメ化しちゃいましょうよ(笑)
このED、ゴジラ映画に詳しかったらメチャクチャ楽しいんだろうなぁっていうのがヒシヒシと伝わってきます。残念ながら私はゴジラはそこまで詳しくないので、一部しか分からないのが悔しい。
そして注目すべきは、怪獣たちのチョイスです。
本編では既にジェットジャガーとラドンが登場しており、PVでアンギラスやクモンガの存在も明かされているということは、これってEDに登場している怪獣は全て本編にも登場するということなのではないでしょうか?
ということは、あのゴジラらしき骨は、本当に機龍になる可能性があるということですよ!
(機龍は初代ゴジラの骨を元にして作られたメカ怪獣です)
これは、今後の展開がますます楽しみになってきましたなぁ!