第2回「戦う理由って、なに?」
感想
意味深すぎるOP
早くも第2話! 今回から、OP映像が解禁となりました。
前作と同じように、サビでダイナゼノンの各合体形態をモロバレしていく姿勢は変わらず。それでもやっぱり、熱いOPに乗せてロボットがカッコよく動き回るのって最高です。
映像を見る限りでは、ダイナゼノンはコアとなる存在に3機のメカがそれぞれ合体していくことで、3種の合体形態になるようですね。
ってそれ、グリッドマンのまんまじゃん(笑)
腕メカとの合体とか、もうほぼマックスグリッドマンですし。
でもこの、前作のグリッドマンと合体パターンがほぼ同じというのも、実は伏線の一つだったりして。
そしてOPでもう一つ気になる点といえば、ちせが思いっきり意味深な扱いをされていること。
鏡写しになる制服姿のちせ。そして、後のカットでは暦の後ろにいる謎の制服の少女…
これは、実はちせこそが前作のアカネのポジションにいるキャラクターで、本作はちせを救うための物語なのかも…?
グリッドマンは、ちせを救うためにやってきたのでは…
まぁ、まだグリッドマンが出るかどうかすら分かってないんですけど(苦笑)
ダイナソルジャー・ウイングコンバイン!!
第2話最大の見どころは、やはりダイナソルジャー・ウイングコンバインの合体。
しかし、主人公のヒロインの初めての共同作業で、しかもロボットアニメで合体シーンといえば最も盛り上がるところだというのに、初合体シーンは蓬が練習不足で全然しまらなかったのが面白い。
ダイナソルジャー、脱力してるし(笑)
ダイナゼノンの操縦練習も、蓬はバイトで休むわ、夢芽と暦はなんとなくで練習に参加してしまうわ、みんな今風の少年少女たちっていう描かれ方なのが秀逸。
いや、暦は無職なんだから、むしろ積極的に来てくれないと困るんですが(笑)
前作は、裕太がアクセプターでグリッドマンと一体化することで変身するという流れでしたが、本作では、小型化したダイナゼノンの各メカが、前作のアクセプターに当たる変身アイテムみたいな扱い。
前回の記事で、おそらく回によってガウマ以外のメンバーがローテーションで乗るという形になるのでは?的な話を書いたのですが、今回を見る限りメカとパイロットは完全に一対一対応のようなので、ちせがダイナゼノンに乗ることはなさそう。1人1人が1機持ち歩いてますもんね。
というか、あれだけOPで意味深に描かれてるちせをダイナゼノンに乗せてる場合ではないですね(苦笑)
ちなみに、アクセスモードの時に出てくる青い紋章は、「電光超人グリッドマン」の1話で、ゆかが作ったグリッドマン巨大化プログラム(胸のトライジャスターっぽい形のアレ)をオマージュしたデザインになってます。
気になる人は、グリッドマンのBlu-ray BOXで第1話を確認してみてね!
ってことはですよ。ダイナゼノンの各メカもゆかの巨大化プログラムによって巨大化してるってことになるわけで。
ゆかの巨大化プログラムで巨大化してるってことは、ダイナゼノンもやはり、新世紀中学生のようにグリッドマンの中にあるダイナドラゴンの記憶が、グリッドマンから分離して生まれた存在という可能性が高い…のかも?
ガウマにダイナゼノンを託したらしい“あの人”は、やっぱりグリッドマンなのか…?
いやぁ、単なる変身バンクだけでもここまで考察する余地のある「SSSS.DYNAZENON」、やはりただのアニメではない。
【小ネタ】星斬丸
怪獣の被害を受けてしまった船の名前は、「ウルトラマンメビウス」に登場する宇宙剣豪ザムシャーの持っている日本刀「星斬丸」から。
前作の内海やアカネのような、あからさまなウルトラオタクのキャラがいなくなったので、本作だと今のところあんまりウルトラネタがないのですが、こういう地味~なファンサービス、嫌いじゃありません(笑)
颯爽登場! 怪獣優生思想
前作の新世紀中学生に当たる存在であると見せかけて、実は敵だったこの4人組! その名も怪獣優生思想!(字が合っているかは不明)
ガウマの言う怪獣使いの意味がよく分かっていないのに、その怪獣使いがさらに4人も出てきてしまった。怪獣型のダイナレックスを操るから怪獣使いって名前なんだろうと思っていたのですが、怪獣優生思想を見る限り、単に怪獣を操る人たち全般を怪獣使いと呼ぶようですね。
前作のアレクシスの「インスタンス・アブリアクション」を模倣するかのような、「インスタンス・ドミネーション」で怪獣を操るので、もうワル感満載です。
でも、OPでのちせの意味深な扱いを見る限り、この4人がただ単に敵ってわけでもないんだろうなと思うところ。まだ謎がありすぎて今の段階では何とも言えないんですが。
怪獣優生思想の声優さん4人が過去に出演していた円谷作品とは?
ちなみに、新世紀中学生の担当声優さんたちが、過去に特撮作品に出演した人たちで固められていたように、怪獣優生思想の担当声優さんたちも、過去に円谷作品に出演しています。
ジュウガ役の神谷浩史さんは、ジャンボット。
オニジャ役の内田雄馬さんは、ウルトラマントレギア。
ムジナ役の諏訪彩花さんは、怪獣娘でゴモラ役。
シズム役の内山昂輝さんは、子役時代にウルトラマンコスモスに出演。
…って、他のお三方と比べると何かちょっと違う感(苦笑)
とにかくまぁ、円谷作品にとても縁深い方々が集まって下さった怪獣優生思想、敵だとしてもこれからも応援していきたいですな!
というわけで今週はこの辺で、バトルゴー!