第38話「ウルトラマンダイナ!明日へ!!」
俺は俺だ! ウルトラマンダイナだ!!
というわけで、ダイナ最終回でございます。
いかん。放送当時は何ともなかったのに、今回見て泣いてしまった(泣)
アスカの末路を知っているからか、全てのシーンが泣きどころに見えてしまうのです。
「でもそれは、生きてるって言えるのか…」
「死がなくなる代わり、夢も、ロマンもなくした世界。本当に俺たちが目指している未来なのか…!」
「不完全でいいじゃないか! 矛盾だらけでもかまわねぇ! …人の数だけ未来がある。俺はそんな世界の方が好きだ」
最終回の隊長はすこぶるかっこいい。セリフが全部名ゼリフになりそうなほど(笑)
「でもアスカ、お前それいつ見たんだ?」
科学者であるナカジマ隊員だからこそ、こういう些細なことが気になってしまったんでしょうねぇ。
彼が気付いてなければ、ダイナの正体バレはなかったのかもしれない。
「お前は… 目立ちたがり屋の、単細胞野郎だ。そんなお前が、今まで黙ってた。
自分が… ダイナだってことを」
「なぜだ。なぜ、一人で苦労を背負いこんでんだ…!」
「…俺、たしかに目立ちたがりだけど… それ以上に照れ屋なんすよ…」
涙・腺・崩・壊
こう、理屈では説明できない感情って言うんですかね。なんかこう、泣かせるんですよね。
この感情は、たぶんウルトラファンにしか分からないと思うんですけど(泣笑)
「俺はず~っと、誰が何て言われようがどう言われようが俺は、親父のことが好きだった」
涙・腺・崩・壊・継・続
ナカジマ隊員がこう言うと、どうしても石ノ森先生を思い浮かべてしまいますが、やはり演じる小野寺さんもそれを念頭に置いたりしたのでしょうか。
「大丈夫です。俺は帰ってきます! 次に空を飛ぶために。…次もまた、空を飛ぶために。
俺は必ず帰ってきます!」
いまだ帰ってきてないけどね。
早く帰ってこいよ。15年経ってんだぞ。他の宇宙フロフロしてる場合じゃねぇよ(笑)
「ダイナミックのダイナだよ… ダイナマイトのダイナ… そして、大好きなダイナ…」
こんなこと言われたら泣くに決まっとろう(泣)
「俺は俺だ! ウルトラマンダイナだ! 届けぇぇぇー!!」
底抜けに明るく、ちょっとおバカなアスカですが、彼は彼なりに自分がウルトラマンであることに悩んでいました。
そして1年間悩みに悩みぬいた答えが「自分は自分以外の何者でもなく、そしてウルトラマンなのである」ということ。
そんな彼だからこそ、今も変わらず飛び続けていられるのかもしれません。
そういえば最終回のダイナはずっと中村さんだと思ってたけど、キャストの順番的に清水さん(アグルのアクター)?
光の向こうに消えていったアスカ。
当時の感想は単純に「えっ?」しかなかった。
小学生のガキには、主人公がいなくなってしまうエンディングは腑に落ちなかったのだ。
それがまさか、後年こんなに活躍することになろうとは、私含めウルトラファンは誰も思いもしなかっただろう(笑)
EDはTV版と同様「ULTRA HIGH」か、スペシャルの「君だけを守りたい」かどっちかなぁと思ってたのですが、バッサリカットでしたね(笑)
ティガやコスモスの時はあったのにね。
ゼロ解説パートでは、アスカからの宣伝… じゃねぇスペシャルメッセージ!
頼むからネオフロンティア・スペースに帰ってくれよ(笑)
というわけで、いやぁいい最終回でしたね。
ウルトラマン列伝! 堂々完結!!
おぉっと、まだだって?(笑)
次回は、スペシャル回。新撮のウルトラ兄弟とバット星人の怪獣軍団のバトルですよ!
映画でカットされたシーンじゃないかって? それは言うな。
今回の感想はセリフの羅列ばっかりになってしまいました。申し訳ない。
コメント
つるのさんの人気もありますが、結果的に客演させやすい終わり方だったんですね。
大成功したティガの後で製作陣も大変だったでしょうね。
デルピッポさん>
客演させやすさならガイアもそうなんですけどね(笑)
>大成功したティガの後で製作陣も大変だったでしょうね。
でしょうねぇ。まぁ後年これだけ活躍してるのですから、製作陣としても報われたんじゃないでしょうか。
知恵袋でのご回答ありがとうございます!
nasubiさん>
こちらこそ!