第22話「ラストゲーム」
感想
メガトン級ムサシン
例年ならニュージェネはこの時期に最終回を迎えますが、トリガーは来年の1月22日が最終回だと発表されたので、今回は単なる2021年最後の放送回。
他の特撮作品であれば、この時期はクリスマス回をやったり大晦日回をやったり、年明けには正月回をやったり季節感のあるストーリーを展開するものですが、トリガーは本編終盤ということもあって季節感は皆無。
少し最終回の時期がズレたトリガーであっても、この辺の季節感の無さはやっぱり、放送期間が2クールしかない今のウルトラのツラいところだなぁ…としみじみ思うクリスマスの今日。
そんな今回の見どころは、最終回も近づいてきたな~という雰囲気の本編のストーリーとは全く無関係に登場する新怪獣、カラクリ武者メカムサシン。
まさか全く別のIPで「メガトン級ムサシ」というほぼほぼ名前が被ってる作品が展開されているのと同じタイミングで登場させることになるとは、ウルトラの制作陣も全く想像していなかったでしょう(?)
メカムサシン、今のストーリーの流れの中でいったいどういう経緯でこんな武者頑駄無×メガロマンみたいな怪獣が登場するんだろうと思っていたら、経緯とか全く関係なくイグニスが足止めのために配置していたという想像の斜め上なオチ。
そんな登場なら別に新怪獣じゃなくても既存の旧怪獣でいいと思うんですが…(笑)
まぁ新怪獣といっても、首から下はおそらく紅蓮騎の改造で、その紅蓮騎もメカザムの改造なので、完全な新怪獣を作るよりは楽だったのかもしれませんが。
それにしても、誕生以来10年以上も活躍し続けるメカザム(の体)、さすがだぜ…
メカムサシンの声は、ニュージェネでお馴染みの越知靖監督。
自分で撮った回の怪獣に自分で声を当てたのかなと思いきや、今回の担当は辻本監督。
一応Twitterにて越監督起用の理由はツイートされていましたが、何故こうもニュージェネの監督陣は自分で怪獣を演じてしまうのか(笑)
ヒュドラム退場
メカムサシンのイジりは置いといて、大事な大事な本筋のストーリーはというと、今回はイグニスとヒュドラムの因縁の対決が決着。まぁ最終的にヒュドラムにトドメ刺したのはカルミラだったので、決着がついたと言っていいのか微妙なところ。
ケンゴたち3人の想いを受けて、光と闇の力を合わせてヒュドラムに打ち勝つイグニスという構図は見事。ただ、ケンゴたち3人の想いがグリッタートリガーエタニティキーに変化するのは、ちょっとよく分かりません(苦笑)
そこは何か新しいキーでよかったのではないかと。この時期に新しいキー出したら、玩具は確実にプレバン行きでしょうけども。
あと、超古代の闇の巨人であるトリガーダークが日本刀を持って戦ってるのも、カッコいいことはカッコいいけど、もはや超古代の神秘性とかは皆無(笑)
次回、2022年最初のトリガー!
次回は2022年最初の回。新年感は皆無で、ダーゴンの退場回をやるらしい雰囲気…
来週の土曜日は元日直撃で放送休止っぽいので、次回の放送は1週飛んで1月8日です。
後番組「ウルトラマン クロニクルD」の放送開始日が1月29日であることが発表されたので、トリガーもあと残り3話!
終わりが見えてくると、なんだか急に寂しくなりますなぁ。
後番組がダイナがメインのウルクロということは、2022年の新ウルトラマンはトリガーのような新世代のダイナ、NEW GENERATION DYNAになる可能性が高し!
「シン・ウルトラマン」の公開日も確定しましたし、来年もウルトラシリーズも熱い!
というわけでウルトラファンの皆さん、よいお年を~