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【現代のウルトラゾーン】ウルトラマンデッカー 第20話

第20話「らごんさま」

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感想

ウルトラゾーンのドラマパートを思い出す

今回は久しぶりのイチカのメイン回。前作のユナに比べるとどうしても活躍に恵まれないイチカですが、なんとか番組終わるまでにもう1本メイン回があってよかった。

お話の方は、まるで「ウルトラQ」。

イチカとカイザキ副隊長以外のレギュラーメンバーの出番も少なく、「デッカー」というよりは「ウルトラQ」の世界に新生GUTS-SELECTの面々が迷い込んだかのような、そんな不思議な空気が感じられる1本でございました。

ウルトラマンと怪獣とのバトルはありつつも、販促の都合でダイナミックタイプを出すのではなく、設定的に説得力のあるミラクルタイプで締めるっていうところも好印象。

前回の坂本監督演出による、先輩ウルトラマンとの共演という大エンターテインメント回から一転してのこのお話。

こういう各回ごとのバリエーションの豊かさが、ウルトラらしさだなって感じますよね。

「ウルトラQ」っぽく、また「ウルトラゾーン」のドラマパートっぽくもあった回でした。

当たり前というか何というか、「ウルトラゾーン」のドラマパートも今回と同じく田口監督が撮ってたからなんですけど(笑)

今回登場した子供ラゴンは、おそらく「ウルトラゾーン」の時に作ったスーツだと思うんですけど、大人ラゴンの方は「ウルトラゾーン」の時のスーツと比べるとスーツの質感とか変わってましたね。

それがスーツの経年劣化によるものなのか、スーツを改造したことによるものなのか、新造されたスーツなのか、それは制作陣にしか分からない…

「ウルトラゾーン」のドラマパートはラゴンがメインの回はなかったと思うので、今回はある意味10年越しの「ウルトラゾーン」の新作ドラマパートだったと考えると、なんだか不思議な気持ちになりますな。

次回、スフィアジオモス

次回は再び縦線のエピソードに戻って、アガムスも登場。

敵はスフィアジオモス! 「トリガー」の時はティガ怪獣の出番がそんなに多くなかったので、ダイナ怪獣の出番が心なしか多めなのは、TDG世代としては嬉しいですなー

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