第19話「月面の戦士たち」
感想
マナカケンゴォ!
今回は2ヵ月半ぶりに、マナカケンゴォ!先輩との共闘回!
ケンゴが地球にやってきた以前と違い、今回はカナタの方が宇宙へと出向く形(出向くっていうか、追い出されたんだけど)
強敵ヤプールの卑劣な作戦を、2人のウルトラマンが打ち破る! …的な話になるのかと思ってたんですが、ヤプールはあっさりとスフィアに取り込まれて自我を失い、解放されたと思ったら2大ウルトラマンの必殺光線を食らって戦う前に爆死という悲惨な最期。
いやー、わざわざヤプール出しておいてのこの展開は、アンチが騒ぎそうだなぁ(笑)
まぁ、巨大ヤプールじゃなくてあくまでヤプール人の一個体って感じだったんで、ちょっと怨念パワーが足りなくてスフィアに即堕ちをかましてしまったということで、どうか一つ。
坂本監督回なだけあって、やはりアクションは素晴らしい。
特に非バンク変身からの人間大ウルトラマンのアクションは新鮮でよかったですねぇ!
非バンクの変身も、人間大ウルトラマンも、どっちもたまにしか見られないからこそありがたいってもんです。
特に、ケンゴのバク転&バク宙変身は凄かった! いったいいつの間にそんな身体能力を…(笑)
巨大戦では初の最強形態同士の共演。
ウルトラデュアルソードが一旦トリガーに返却されて、ウルトラデュアルソードとグリッターブレードの二刀流で戦うグリッタートリガーエタニティが熱かった!
やっぱヒーロー同士の武器交換ってのはいいですよね。特にウルトラデュアルソードは、トリガーとデッカー共用の武器でもありますし。
敵はスフィアジャッジメンターと化したギャラクトロンMk-II。残念ながら、基地セットとかに力を入れ過ぎたのか着ぐるみには特に変化なし(笑)
ネオフロンティアスペースなのかな?(小ネタ紹介)
トリガーとの共演回だからなのか、いつも以上に過去作の小ネタに力が入っていた今回。
まず、TPUの月面基地がほとんど「ダイナ」のグランドーム。ミツクニ会長はティガが活躍していた時代から来たはずなのに、なぜグランドームの存在を知っていたのか?(笑)
まぁ、ティガ時代からグランドームの設計とかは存在してたのかもしれませんけどね。
あと、隣の白い建物も「ダイナ」に出てきたような気がしますが、具体的に何だったかはパッと思い出せず。
ちなみに、白い建物の前にいるのは「ダイナ」のラブモス。ネタが細かい。
基地の警備ロボットは、「ダイナ」のゾンボーグ兵。またマニアックなものを…
元々のゾンボーグ兵も地球人が作ったものだったので、「デッカー」世界のTPUが作ってるのも不自然ではないってところがいいですよね。これでバリスレイダー(ギルバリス配下の戦闘員)とか出て来てたら不自然もいいとこですから。
元々が「電光超人グリッドマン」のショー用の戦闘員だったとはいえ、1997年に登場したキャラクターのマスクが25年経っても残ってるのは凄いですねぇ。
その他、ギャラクトロンMk-II以外に基地周辺にあったのはキングジョー、レギオノイド、ルディアンといったロボット怪獣たち。
ルディアンの腕を見た隊長が何か反応するところも見てみたかったですな。
次回、ラゴン
次回はラゴンがメインの回。
「ウルトラゾーン」以降はちょくちょく出番があるラゴンですが、物語のメインを張るのは「オーブ」以来。
はたしてどんな話になるのか…
そして、放送後には映画「ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…」の公開が発表!
タイトルが「ダイナ」最終回を意識しているのがいいですなぁ…
中尾隆聖さんがギベルス役だとしたら、関智一さんはいったい何役? ウルトラマンエース?
どんな映画になるのか、そして、最終章が映画ならテレビはどんな最終回を迎えるのか、気になるぜ!