第16話「君は君のままで」
感想
小っちゃいパンドンの回
今回は、アガムスやデッカー・アスミのことを引きずってカナタが悩む話。
「ダイナ」だとアスカがウジウジ悩んでる話ってほとんどなかったので、NEW GENERATION DYNAの「デッカー」でこういうエピソードがあるって結構意外です。
まぁ、「ダイナ」には地球人が宇宙進出した影響でスフィアに星を滅ぼされた宇宙人とか出てこなかったので、同じ話にならないのは当然といえば当然なんですけど。
アスカ1人が新米隊員で他は全員先輩だった「ダイナ」と違い、「デッカー」は新米隊員3人が絆を強くしていく過程が丁寧に描かれていくってのが差別化になっていていいですよね。
まぁ、その分だけ若者チームと隊長・副隊長の年上チームとの絡みが少ないっていうのが寂しいポイントでもありますが。
カナタが悩む本筋のストーリーとはいまいち関係なく、今回の登場怪獣はパンドンとその幼体であるスピニー。
サメクジラだったりザンドリアスだったり、ニュージェネでは過去の怪獣に幼体を新設定するのが恒例ですよね。はたして今後はどんな怪獣の幼体が新設定されていくのか?
サメクジラやベビーザンドリアスは成長後の姿を小さくした感じの見た目でしたが、スピニーは成長後のパンドンとはだいぶ異なる見た目なのが特徴的。火さえ吐かなければ、こういうペットがいても可愛いんだけどなぁ…(笑)
成長後のパンドンは、炎を竜巻にしたり、吐いた炎の方向を曲げられたりでダイナミックタイプも苦戦させ大活躍。さすがセブンのラスボス怪獣だけあるなぁ。
まぁ、隕石からの力でパワーアップしてたんで、セブンと戦ったパンドンが同じことを出来たのかは分かりませんが(苦笑)
ダイナミックタイプは、ウルトラデュアルソードとデッカーシールドカリバーの二刀流を披露。
剣と盾を装備して戦うウルトラマンってのも新鮮でいいですな。「超闘士激伝」の闘士セブンみたいで。
必殺技はストロングタイプの力を使っていたようで、発射の溜めポーズがダイナのガルネイトボンバーをちょっと意識したものになっていたのも良かったですな。
次回、メトロン星人登場!
次回はメトロン星人がムラホシ隊長を尋問する回。
アサカゲ博士が裏切り者だったことからムラホシ隊長の責任問題に繋がって…みたいなことなんでしょうが、TPUはそもそも宇宙人に頼りっぱなしの組織体制をどうにかした方がいいと思うな…(笑)