スパロボシリーズの最新作「スーパーロボット大戦30」の新たな情報が、配信イベント「スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭2021」にて発表されました!
ということでこの記事では、発表された情報の紹介や、解説を行っていきます。
ぜひご覧ください!
- 体験版関連ページ
- 発売日は?
- 参戦作品は?
- バージョンがいっぱいあるけど、結局どれ買えばいいの?
- オリジナル主人公はどんな感じ?
- システムはどんな感じになる?
体験版関連ページ
発売日は?
2021年10月28日に発売です。 意外とすぐでしたね!
参戦作品は?
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 機動戦士ガンダム ★
- 機動戦士Ζガンダム
- Ζ-MSV ★
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- M-MSV ★
- 機動戦士Vガンダム
- 機動戦士ガンダムNT
- 重戦機エルガイム
- 勇者警察ジェイデッカー ●
- 勇者王ガオガイガーFINAL ★
- 覇界王~ガオガイガー対ベターマン~ ●
- コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道 ★
- コードギアス 復活のルルーシュ ●
- 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
- 劇場版 マジンガーZ / INFINITY
- マジンカイザーINFINITISM ★●
- 魔法騎士レイアース
- ガン×ソード
- 銀河機攻隊マジェスティックプリンス
- ナイツ&マジック ●
- SSSS.GRIDMAN ●
★=機体のみ参戦 ●=新規参戦
参戦作品は表の通りとなっています。完全新規参戦ももちろんですが、久しぶりの参戦もあったり、据え置きスパロボ初参戦の作品もあったりして、ワクワクしますねー!
それでは、次に作品一つ一つについて簡単な解説と一言コメント等を。
勇者警察ジェイデッカー
ジェイデッカー初参戦!
かつては、スポンサーがタカラであったことから勇者シリーズのスパロボ参戦は難しいと言われていましたが、マイトガインがVXT3部作に連続出演したり、ガオガイガーがスマホアプリ版スパロボの常連だったり、エクスカイザーがX-Ωに参戦したりしていて、すっかりスパロボの定番参戦作品となった勇者シリーズ。
次なる勇者シリーズとしてジェイデッカーの参戦が決まったのは、何も不思議はないって感じがしますねぇ。
マイトガインの前例を見る限り、ブレイブポリスの中でおそらくガンマックスだけはファイヤージェイデッカーの戦闘アニメのみの登場で、ユニット化は無しとなるでしょう(笑)
覇界王~ガオガイガー対ベターマン~
勇者王ガオガイガーFINAL
原作が小説とマンガしかない覇界王がまさかの初参戦!
ガオガイガーFINALだけは以前のPVで参戦が明かされていたので、まさかのサプライズとなりました。
スパロボでは、フルメタIVのアニメの前にレーバテインを参戦させていたり、チェンゲの前に真ゲッターを参戦させていたりするので、実は原作が小説やマンガしかなくても参戦するのは珍しくないんですよねー
でも、ベターマンそのものですらまだCOMPACT3で1回しか参戦したことがないのに、覇界王が参戦してしまうとはビックリ(苦笑)
ガオガイガーFINALの方は機体だけ参戦となっており、原作のストーリー再現はされないとのことです。ガオファイガー、ジェネシックガオガイガー(とキングジェイダー?)がFINALからの参戦ということで、覇界王の頃の凱がそれらの機体にフュージョンするということでしょうね。
原作で戒道幾巳を演じていた紗ゆりさんは亡くなられてしまいましたが、生放送で寺田Pが言及されていたように、スパロボ30では斎賀みつきさんが戒道の声を担当されるようです。個人的な感覚では、斎賀みつきさんが演じる大人戒道、イメージぴったりという感じでした。
コードギアス 復活のルルーシュ
コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道
コードギアスはついに劇場版が参戦!
コードギアスも最近ではすっかりスパロボの定番作品でしたから、順当な流れといった感じですね。
総集編映画である「反逆のルルーシュⅢ 皇道」が参戦しているのは、「復活のルルーシュ」がTV版ではなく映画版の続編であることと、第3次スパロボZ、スパロボXでコードギアスが参戦した時の戦闘アニメーションを流用するためと思われます。
蜃気楼、ランスロット・アルビオン、紅蓮聖天八極式あたりの機体が、「反逆のルルーシュⅢ 皇道」を出典元として参戦するのでしょうね。
マジンカイザーINFINITISM
こちらはアニメ等の原作があるわけではなく、バンダイから発売されたプラモデルが原作。
新規参戦ながら機体のみ参戦という、スパロボ30の中ではかなり特殊な扱い。
まぁ過去に例がなかったわけではなく、スパロボVにマジンガーZEROが参戦した時も、新規参戦で機体のみでした(笑)
INFINITYの甲児が乗る戦闘シーンが公開されていますので、INFINITYの原作再現が終わった後に、ゲッター線を浴びたマジンガーがマジンカイザーに進化する…みたいなストーリーになるのかも?
ナイツ&マジック
ナイツマだけは全然知識が無くて分からないんです。ごめんなさい!(苦笑)
どうやら異世界転生ものらしいので、おそらく、転生した異世界が一緒に参戦しているレイアースの世界に組み込まれることになるかも。
SSSS.GRIDMAN
誰もが望んでいた、グリッドマンの参戦!!!
「グリッドマンはロボじゃないだろ?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、これまでもスパロボには「テッカマンブレード」等の変身ヒーローものが参戦していたり、「宇宙戦艦ヤマト2199」等の非ロボ枠の作品が参戦してきたので、むしろグリッドマンの参戦は全然ありなのです!(笑)
DLCで配信されるプレミアムサウンド&データパックでは、特撮版の主題歌「夢のヒーロー」が収録されることも発表されており、これはもうメチャメチャいいシーンで「夢のヒーロー」が流れることは確実! いやぁ、楽しみですなぁ。
ボイスはどのキャラまで収録される?
スパロボでは、基本的に戦闘シーンに出番のない非戦闘員キャラのボイスは収録されません。
ただし近年は、「マクロスF」のランカやシェリル等、作中で大きな役割を果たす重要なキャラは非戦闘員でもボイスが収録されることが多くなっており、六花役の宮本侑芽さんやアカネ役の上田麗奈さんもおそらくボイスが収録されるものと予想されます。
既に公開されたグリッドマンの戦闘シーンでは、内海役の斉藤壮馬さんのボイスが流れるものが公開されているので、内海があるなら、六花とアカネも当然あるでしょう(苦笑)
舞台がコンピューターワールドなのはどうなる?
アニメグリッドマンの舞台は、最終回の実写シーン以外はずっとコンピューターワールドの中なので、現実世界を舞台とする他の作品とどう整合性を取るかが懸念点。
レイアース、ナイツマと異世界が舞台の作品が同時に参戦しているので、もしかするとコンピューターワールドも異世界の一つ、として強引に片付けるのかも。
グリッドマンが本来の姿に戻る展開はどうなる?
アニメグリッドマンは最終回で本来の姿(特撮版の姿)に戻る激アツ展開があるわけですが、それを忠実に再現するとフルパワーグリッドマンへの合体能力が無くなってしまいます。
ストーリー的には盛り上がるけど、はたしてそれをスパロボで再現するのか?というのは気になるところです。
以下、どうなるかの予想(妄想)
- フルパワーグリッドマンの最強武器「フィクサービーム」の演出でのみ特撮版グリッドマンの姿に戻る説
- フルパワーグリッドマンにはなれなくなるが、特撮版グリッドマンの方がスペックが高い説
- 原作再現が終わった後は、一時的に姿がアニメ版に戻ってフルパワーグリッドマンを引き続き使える説
フィクサービームは攻撃技ではないため他の敵に当てても意味がないので、特撮版グリッドマンをスパロボ的にどう扱うのか、気になりますなぁ…
銀河機攻隊マジェスティックプリンス
機動戦士ガンダムNT
マジェプリもガンダムNTもX-Ωでスパロボ参戦済みではありますが、こういういつものスタイルのスパロボへは初参戦。
なので、他の新規参戦組と扱いとしては近いと思うんですが、新規参戦として扱われていないので、作中での扱いはそんなに大きくないのかも。
ゾルタンは味方になる?
ガンダムNTの敵役であるゾルタンが画面左を向いているカットイン(つまり味方側の向き)がありましたが、生放送中で寺田Pが言及されていた通り、原作の絵の向きを再現しただけなので味方にはならないとのことです。
超電磁ロボ コン・バトラーV
機動戦士Vガンダム
重戦機エルガイム
これら3作は、昔はスパロボの常連でしたが最近の作品ではご無沙汰でしたので、久しぶりの参戦。
X-Ωを除けば、Vガンなんかは2003年のスパロボD以来の参戦ですから、実に18年ぶり。でもなぜ今Vガン?(笑)
30周年ということで、かつての常連を久しぶりに参戦させてみようってコンセプトなのかもしれませんね。
機動戦士ガンダム
Ζ-MSV
M-MSV
これらの作品は純粋に機体のみの参戦。
すでに生放送内で、逆シャア時代のアムロが乗ったガンダム、クワトロが乗った百式改?フルアーマー百式改?の戦闘シーンが公開されており、それらの出典元になると思われます。
Ζ-MSVから百式改とZⅡ、M-MSVからフルアーマー百式改という感じでしょうか?
ZⅡ、百式改、フルアーマー百式改はかつてのスパロボによく参戦していたので、これも30周年ということで、かつての常連を久しぶりに参戦させてみようってコンセプトなのかもしれません。
また、初代ガンダムが参戦しているのは、チェンゲに登場するゲッター1、マジンガーZ/INFINITYに登場するマジンガーZと合わせて、後継機ではないスパロボ御三家を久しぶりにゲーム内で登場させようというコンセプトなのかも。
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
真ゲッターロボ 世界最後の日
劇場版 マジンガーZ / INFINITY
魔法騎士レイアース
ガン×ソード
これらの作品は、前作であるスパロボTから続投組。
スパロボシリーズは、戦闘アニメーションを流用して連続で参戦させることが基本パターンなので、まぁいつも通りの流れといったところ。
でもレイアースとガン×ソードの連続参戦は意外でしたね。
シャアは裏切る?
スパロボの新作が出る度にファンの注目の的となる、クワトロがシャア化して裏切るという展開は、生放送での寺田Pの発言の通り今回は無いとのこと。
クワトロの戦闘シーンが公開されていて、さらに裏切りが無いということは、今回は逆シャアの原作再現(アクシズ落とし)は無いのかもしれませんね。
バージョンがいっぱいあるけど、結局どれ買えばいいの?
詳細は公式サイトを要確認。
機種はPS4とSwitch、PCだとSteamで、それぞれに以下の5種類があります(Steamはダウンロード版のみ)
- パッケージ通常版
- パッケージ超限定版
- ダウンロード通常版
- ダウンロードデジタルデラックスエディション
- ダウンロードデジタルアルティメットエディション
そして、5種類の特徴をザックリと説明するとこう。
パッケージ通常版 = ゲーム本編
パッケージ超限定版 = ゲーム本編+ヒュッケバイン30の玩具
ダウンロード通常版 = ゲーム本編+ゲームで使える強化パーツ
デジタルデラックスエディション = ゲーム本編+DLC
デジタルアルティメットエディション = ゲーム本編+DLC+ゲーム内のBGMがボーカル付きの原曲になる
という感じなります。
「よく分からんけど全部欲しい!」と思って、パッケージ超限定版とデジタルアルティメットエディションを買うと、ゲーム本編も2本買ってしまうことになるので注意です(笑)
で、どれ買えばいいの?
とにかく全部欲しい人
…パッケージ超限定版を買った後、各DLCを個別に買う。「本編を除いてDLCのみが全てまとまったセット」というものは残念ながら無い。ただ、既に各予約サイトでは超限定版が在庫切れになってしまい、購入するには転売ヤーに頼るしかありません。超限定版の入手は、諦めましょう…
ゲーム内で流れる曲を原曲にしたい人
…パッケージかダウンロードの通常版を買った後、プレミアムサウンド&データパックというDLCを買う。ちょっと高くなってもよければ、DLC全部入りのデジタルアルティメットエディションを買えばOK。
予めDLC全部入りを買いたい人
…パッケージではDLC全部入りのバージョンはないので、ダウンロード版のデジタルアルティメットエディションを買う。
とりあえずゲーム本編だけ遊べればいい人
…パッケージかダウンロードの通常版を買う。
オリジナル主人公はどんな感じ?
主人公機は、ヒュッケバインシリーズの新型であるヒュッケバイン30。
男主人公がエッジ・セイウンクラウス。CVが杉田智和さんで、デザインが河野さち子さん。
女主人公がアズ・セインクラウス。CVが相沢舞さんで、デザインが糸井美帆さん。
ライバル機グラヴァリンのデザインが大張正己さんで、パイロットのカールレウム・ヴァウルのCVは中村悠一さん。
声優さんやデザイナーさんの布陣を見て分かる通り、これまでのスパロボシリーズで縁の深い方々を選ばれたそうです。
(杉田さん、相沢さんは、多くのオリジナルキャラのCVとラジオうますぎWAVEのパーソナリティを十数年担当。中村さんはOGでD主人公のジョッシュを担当。河野さん、糸井さん、大張さんもオリジナルキャラ、メカのデザインを数多く担当されています)
ずっとスパロボをプレイしている身としては、非常にお馴染みの面々ばかりで感慨深いです…
杉田さんは、私が初めてプレイしたスパロボαの主人公ブリット以来の主人公役ですからね。まぁ私はタスクを主人公にしてプレイしてましたが(苦笑)
ヒュッケバイン30、何かに似てない?
ガンダm(ry
ゲフンゲフン。
特徴的なV字アンテナをマスクで覆っていることや、各部の装甲が継ぎ接ぎされているデザインは、OGシリーズに登場するアッシュ(エクスバイン・アッシュ)によく似ていますね。
アッシュは途中でエグゼクスバインという機体にパワーアップするので、今回のヒュッケバイン30も、エグゼクスバイン的な機体になるのでは?とファンの間では予想されています。
SRXやサイバスターも出るの?
パッケージ版早期購入特典、ダウンロード版予約購入特典を適用することで、SRX、サイバスターが加入するミッションがプレイ出来るようです。つまり、SRXとサイバスターは早期に買った人のための特典ってことですね。
ただ、スパロボVのグルンガストとヒュッケバイン、スパロボXのサイバスター、スパロボTのゲシュペンストは全て早期予約特典で早期加入するが、特典なしでも途中で必ず加入という参戦形態だったので、おそらく今回のSRXとサイバスターもそうなると予想。
また、ヒュッケバイン、SRX、サイバスターと初期スパロボシリーズを代表するオリジナル機体が揃っているので、残る代表機体のゲシュペンストとグルンガストもスパロボ30に何らかの形で参戦しそうな気がします。
ヒュッケバイン30の後継機が、ゲシュペンストかグルンガストの新型の可能性もあるかも?
また、DLCのシーズンパスで追加参戦作品(OGの機体含む)があるとも発表されていますので、このDLCでゲシュペンストとグルンガストが参戦する可能性は高そうですね。
システムはどんな感じになる?
ゲーム内リソースの名称が、CREDIT、PP、MxPとなっており、VXT3部作とは多少育成システムが変わりそうです。
VXT3部作のTacPシステムは、PP(パイロットポイント)によるパイロット育成と強化パーツ購入まで兼ねたなかなか便利なシステムだっただけに、変わるのはちょっと残念。TacPが、またPPとMxPという2つのリソースに分かれるのかも。
ただ、スキルプログラム「SP回復」「ダッシュ」という文言もあるので、育成システム自体はVXT3部作に近いかもしれません。スキルプログラムの作成に、PPかMxPを使う形なのか?
また、新システムとして「タクティカル・エリア・セレクト」と「AUTOバトル」が生放送中に紹介されていました。
「タクティカル・エリア・セレクト」は、寺田Pの説明によれば、スパロボIMPACTのフリーオーダーシナリオ(最初と最後のステージのみ固定で、道中のステージの攻略順番は自由)のシステムをブラッシュアップしたものとのこと。
古参のスパロボファンには懐かしいですよね、フリーオーダーシナリオ(苦笑)
「AUTOバトル」、オート戦闘はスマホアプリのスパロボではお馴染みの機能でしたが、ついに据え置きのスパロボにも搭載される時代に。
「タクティカル・エリア・セレクト」で、どうやら同じステージを何回も出来る?ようで、その時にオートを活用してほしいとのこと。スパロボも進化してますなぁ。