第14話「司令官は…デッドマン!?」

感想

感想

ネタバレOP

今回も「仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ」のネタバレOP。

今回の見どころは何と言っても、マクドナルドと日本コロムビアの提供の後ろで本編に先駆けて闇堕ちしてしまっている若林司令官。

早い早い早い！　早すぎますって！　この後本編でネタばらしがあるんだから、もう20分待って下さいよ！(笑)

まぁ制作陣も司令官の正体真面目に隠す気なかったんだと思いますけどね。

もう一つの見どころは、ショッカーライダーNo.1、2！（黄色いマフラーがNo.1、白がNo.2）

ショッカーライダーが映像作品で再登場するの、リメイクの「THE NEXT」を除けば今回が初めてのはず。

1号ライダーのスーツをちょっと改造するだけで出せるのだから、むしろ今まで登場してなかったのが不思議といえば不思議なんですけども(苦笑)

残りのNo.3～6まで全員登場できるのか、要注目です。

裏切り者は、若林司令官だった！

さてさて、提供画面でもお漏らししていた通り、若林司令官がデッドマンだったのが最大の見どころ。

厳密に言うと、これまで登場していた若林司令官は、本物の若林司令官を殺して成り代わったカメレオンデッドマンで、本物の若林司令官は1話で死んでいたのだった。

衝撃の事実！！

　
…とは言ったものの、よく考えると我々視聴者は本物の若林司令官がどんな人物だったのか全然知りませんし、カメレオンデッドマンが化けていたニセ若林司令官がフェニックスの仲間たちと交流していた（＝騙していた）シーンもほとんど無かったし、そもそも本物も偽物も出番がほとんど無かった。

なので、実は若林司令官が裏切り者だった！と明かされても、我々としては「へ～、そうなんだ」という感じ。

「1話から登場していた味方側レギュラーキャラが実は敵のスパイだった」という展開は悪くはないんですけど、それに加えて「本物を殺して偽物がすり替わっていた」という展開をやるなら、本物がどんなに素晴らしい人物だったのかを描いておいてもらわないと、こちらとしてはヒロミさんの気持ちについていけないわけで(笑)

ついでにライダーシリーズにおいては、わずか4年ほど前に1話から登場していたおやっさんポジションのキャラが実は敵で、全ての黒幕で、さらにラスボスだったという救いが無さすぎる前例もあったので、それに比べると若林司令官が偽物だったのはちょっとパンチ弱かったかなと。

まぁ、これからカメレオンデッドマンとして大活躍してもらえれば全然いいんですけどね。正体明かした後の「グラァァァシアス！デッドマンズ！！」の振り切った言い方なんかは最高でしたし！

その他いろいろ

若林司令官の裏切り発覚以外は、いたって通常運転の今回。その他のトピックについてもいくつかコメント。

まずは、さくらの正体バレ。

変身後の活躍を友達に褒められて気をよくするという変身ヒーローあるあるの展開で、これからしばらくは引っ張るのかと思いきや、その回の内に友達の前で変身して正体バレ。

特に正体を明かすことについての葛藤も無かったし、もはやヒーローは正体を隠すという昔ながらの定番設定だったり、正体を明かすかどうか葛藤を乗り越えての決意の変身みたいな燃え必至の展開なんてのは、令和においてはオワコンということなのかも。

どうでもいい話ですが、さくらの友達の外人JK、出番が少ないとはいえあまりにも棒読みで笑ってしまいました(苦笑)

お次は、バリッドレックスゲノムの力で合体するリバイスカマキリ＆ゴリラ＆ジャッカル。

結果誕生する、スケボーに乗ったゴリラの腕を持つカマキリとしか形容しようのないキメラ。

仮面ライダーの戦力がそれでええんか…

しかも巨大化して出現するのに、合体した後に縮むし…

ジャッカルはともかく、カマキリとゴリラは今のところリバイスリミックスフィギュアの発売予定もないし、リミックス形態を登場させて何をしたいのか、よく分からない(苦笑)

Amazonで詳細を見る

3つ目は、ギフ様の生贄にされる予定らしいアギレラ様。

あまりこれまでのセリフを真面目に追ってなかったのでよく分かってないんですが、アギレラ様って生贄になる気じゃなかったんですね？　お嫁さんって生贄とは別の概念？

回想シーンによると、どうやらだいぶ子供の頃からギフ様のお嫁さんになるように育てられてきたらしいし、もしかするとアギレラ様って、登場人物の中で一番可哀想な人なのかも…

子供の頃からあんな気持ち悪い物体のお嫁さんになることを考えるように洗脳教育されるの悲しい…

しかも仲間のはずのオルテカに騙されていたっぽいし…

若林司令官がデッドマンズ側になったわけですし、バランスを取るためにアギレラ様がフェニックスに来てくれてもいいですよ！（？）