第35話 転身!!君も若返れ
感想
転身だぁぁぁぁ!!
今回のサブタイトルに入っている戦隊名は、気力転身でもちろんダイレンジャー。
ダイレン44話のサブタイトル「感動!!君も泣け」もかかっているかもしれない。
ということで、ユニバースリュウレンジャー登場の前後編の前編でしたよ。
脚本はダイレン当時も何話か担当していたベテランの荒川先生。先生の書く東映特撮のホンは面白いのが分かり切っているので、見る前から安心ですね。
リュウレンジャーに変身するのは禽次郎の友人の嘉挧源治。名前が道師カクにちなんでいるのが嬉しい。あんまり関係ない話ですが、筆者は道師カクはカタカナ表記が好きです。児童誌とかの影響ですかね?
これまでのユニバース戦士登場回は、原典とはあんまり関係ない要素が盛られがちだったと思いますが、今回は中華料理を作ったり、自転車乗ったり、野球やったり、敵がトランプの怪人だったりと、きちんとダイレンジャー要素が盛り込まれてて、古からの戦隊ファンもニヤリと出来るいい回になっていました。
荒川先生が戦隊好きなおかげかな。メインライターになってほしい(笑)
斉木しげるさん
嘉挧源治の本来の姿は、セリフなしでしたが斉木しげるさんが演じていました。
斉木さんといえば、戦隊ファンには「ボウケンジャー」の牧野さん役でお馴染み。
「ボウケンジャー」の頃はまだオジサンって風貌でしたが、あれから約20年経ったのでさすがにお爺さんになっておられましたね。OPで名前を見て出るのは分かっていたのに、パッと見で斉木さんだと気付けなかった(苦笑)
まぁ、見ている我々も同じように年を取っているので、笑ってる場合じゃないんですが。
トランプノーワンとコウ・シンセー
今回の敵はトランプノーワン。
おそらく、ダイレン劇場版の敵がトランプ侯爵だったことと、キバレンジャーのモチーフであるトラにちなんでのトランプモチーフなのだと思います。
ダイレン回の怪人に相応しいチョイス。
声は堀秀行さん。戦隊だと「ボウケンジャー」のズバーン役での出演歴がありますが、そこまで特撮そのものの出演が多くないので、いきなりゲスト怪人で登場されてビックリ。昭和ノーワンの島田敏さんと並んで、ぶっちぎりのベテランすぎる…
というか、堀さんもう71歳になられたんですね… どう聞いても70代の声とは思えん… 鳳翼天翔やってほしい…(?)
金アーイーのコウ・シンセーは、「ダイレンジャー」6人目の戦士、キバレンジャーの吼新星・コウが由来と思われます。
珍しく、ユニバース戦士と金アーイーのモチーフ戦隊が同じ回でした。
コウ・シンセーの声を演じた西凛太朗さんは、「ダイレンジャー」にて敵幹部兼ラスボスのシャダムを演じてらっしゃったので、ダイレン回にはこれ以上ないキャスティング。
しかもキバレンジャーのコウはシャダムの息子という設定だったので、シャダム声の戦闘員に息子の守護星の名前がついているという、何とも言えない凄い状況に。
金アーイーの声には、今後もユニバース戦士ゆかりの役者さんをキャスティングしてもらえるとファンとしてはありがたいですね。
テンマレンジャーの個人武器がヌンチャクだったのにちなんでヌンチャクを使ったり、シシレンジャーの天幻星・霧隠れにちなんだ幻○○という技名だったり、1人でダイレンをオマージュしすぎてる…
次回、テガソードゴジュウイーグル!
次回は後編。
テガソードゴジュウイーグル登場!
さらに巨大戦ではリョウテガソードの全合体バージョンも登場と、パワーアップがいろいろと楽しい回になりそう。
サブタイトルに入っている戦隊名は、「荒れるぜ!止めてみな!!」のキョウリュウジャー。
テガソードゴジュウイーグルが獣電ブレイブフィニッシュを使うみたいです。