第12話暴走ライナー！暗黒ライダー！

感想

感想

今から君の字は暗黒の破壊者、仮面ライダードレッドだよ

今回は新ライダー登場回！

ゲストキャラは速攻で消されるわ、錆丸先輩は仮面ライダーにさせられるわ、錬金アカデミーの人たちは全員ボコボコにされるわ、これまでの安穏としたムードを吹き飛ばす緊迫感あふれる回でした。

1クール目はどちらかと言えば子供番組らしい平和なムードに包まれた作品でしたが、ここからは平成・令和ライダーらしいシリアスさを増したストーリーになっていくのでしょうか？

　
暗黒の破壊者、新たなる仮面ライダーの名前はドレッド。変身者は大方の予想通り、錆丸先輩でした。

これまでにも悪の仮面ライダーはたくさんいましたが、おそらく高校生にマウント取りながらボコボコにした仮面ライダーは史上初だと思うので、視聴者に鮮烈な印象を残したのではないでしょうか。

ガッチャードからの攻撃をさせないために、マスク割れならぬマスク溶け（？）で錆丸先輩の顔を露出させて攻撃を封じる狡猾さもまさに悪役って感じでしたな。

デザイン面では、歴代のどのライダーにも似ていない独特のデザインになっていて結構新鮮さを感じます。どちらかと言えば「電磁戦隊メガレンジャー」の敵、ネジレンジャーが近いデザインかも。

少なくともガッチャードと同じ番組に出ている仮面ライダーにはとても見えないので、とても存在感のあるデザインですよね。
　

ドレッドは、宝太郎たちの持っているものとは異なるレプリケミーカードを使用。

宝太郎たちの持っている普通のケミーカードを奪い合う設定だと脚本や撮影の段階での管理が面倒くさそうですし、ちょっとカードのデザイン変えるだけで商品点数が倍にも出来るしで、複製のカードを使うって設定はなかなか上手い。

ガッチャードのようにめちゃくちゃな数のフォームチェンジもしないので、造形班も楽でしょうし(笑)

初登場で高校生をボコボコにしてしまった以上このまますんなりと味方化するわけにもいかないと思うので、はたしてドレッドが今後味方になるのか、錆丸先輩だけ救出してドレッドは敵のままなのか、要注目ですな。

それにしても、ベルトがドレッドライバーなのメチャクチャ言いづらい(苦笑)

エクスガッチャリバー！

今回は新ライダー登場回とあって、珍しくガッチャード側の新フォームは登場せず既存の形態だけでドレッドに対抗。

おそらく現在スーツが残っていて登場させられる形態のみ登場させたんだと思うのですが、玩具が発売されているアッパレスケボー、アントレスラーと並んで、特に玩具が出てるわけでもないニードルホークが再登場していたのが個人的にツボでした。

ニードルホーク、初登場時からなぜか微妙に優遇されてるんだよなぁ。

玩具出してあげればいいのに(笑)
　

そして絶体絶命の危機に飛来する新たなる武器、エクスガッチャリバー！

今回は強化変身には使用せず顔見せのみ。強化フォームの武器だけ先行登場ってわりと珍しいかも。

やっぱなんだかんだ、大ピンチを新しい玩具で逆転するって展開は燃えるものがありますな。

まぁ、今回はあくまで敵から撤退するための一時しのぎって感じの使い方でしたが。

それにしても、新武器の登場にここまできちんとしたドラマが用意されていたということは、やっぱり特にドラマもなくシレっと登場したゴルドメカニッカーとライトニングジャングルは中間フォームじゃないってことなんだろうか？(苦笑)

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