第9話「たおれゆくひとの」
感想
ゴジラテレストリス
自衛隊の攻撃によって、サナギの中からついにその姿を現すゴジラテレストリス。
劇中の説明によれば、サナギの殻をリアクティブアーマーにして攻撃を防いだようで、もう末恐ろしい生物(生物なのか…?)
リアクティブアーマーとは、装甲内に仕込まれた火薬が爆発して敵弾のダメージを相殺する、戦車なんかに使われる装甲のこと。
そんな機能を有するサナギは、もはやサナギではないような…(苦笑)
さらにゴジラは紅塵も自由に操れるようで、自衛隊の放った砲弾も紅塵によって着弾前に破壊していました。
もう、アニゴジのゴジラに匹敵しそうなトンデモ能力を備えつつあるんですが、これでゴジラウルティマになったらどうなっちゃうんですかね…
さらに、荷電粒子砲のようなチャージ描写を見せつつ、放射火炎を撃ちそうなところで今回の出番は終了。
どう考えてもあと4回やそこらでジェットジャガーがどうにか出来そうな気がしないんですが、どうなる!? 銘か? 銘がどうにかしてくれるのかコレ!?(笑)
破局
なんとなく大事そうな話をしているんだろうなという気はしつつも、怪獣が絡まないので見た目が地味だった銘パート。
今回でどうやら、もうすぐ世界が終わりそうという事実を銘が見つけることに。
千葉県の片田舎から始まった話が、いつの間にか世界存亡の話になっててビックリ。もう怪獣を倒すとかそんなことじゃ解決しそうにもない事態。
オーソゴナル・ダイアゴナライザーが完成すればなんとかなる…的な雰囲気は伝わってきますが… はたしてこの大風呂敷、どう畳むのか。
ここ数回は完全にジェットジャガーのいるユンの方が主役っぽい扱いでしたが、今回ですっかり銘が主役って感じになってきましたね。
クモンガ? カマキラス?
前回に引き続いてクモンガの大群と戦うジェットジャガー。
そこへ新たに、飛行するタイプのクモンガが! 飛べるクモなんて、なんちゅう地獄絵図。
この新たなクモンガ、両手が鎌だったり、飛行能力があったりして、これはもう完全にカマキラスの遺伝子。
クモンガにメガロとヘドラが合体してるだけでも嫌なのに、さらにカマキラスまで合体してるなんて、なんちゅう地獄絵図。
そんな地獄のクモンガを相手に、バッテリーパックをパージして限界ギリギリまで戦い続けるジェットジャガーのカッコよさ。
CV:釘宮理恵さんのロボットにここまでの燃えを感じるとは…(笑)
しかし、クモンガ程度にここまで苦戦するジェットジャガーでは、十中八九ゴジラ倒せないと思うんですけど、はたしてユンたちはここからどうするのか…