第3話「のばえのきょうふ」
感想
引き続きラドンのメイン回
前回に引き続きラドンとの戦いがメインとなる第3話。いやぁ、活躍するなぁラドン。
前回までは1匹ずつの登場でしたが、今回は群れでの来襲。巨大な怪獣はもちろん恐ろしいけれど、人よりちょっと大きいくらいの怪獣が群れで襲ってくるのもそれはそれで恐ろしい。
その辺の電気屋さんがメーサー殺獣光線車みたいな兵器を作れるはずがないので、やることが電波に引き寄せられる習性を持つラドンを誘導するのみというあたりがリアルです。
かと思えば、スマホに入ってるレベルのAI(ナラタケ)が、ラドンの声の周波数分析したり、ユンが手に持ってるペットボトルを3Dスキャンして物理演算したり…なんてところは、超科学でしたけど(笑)
何と言ってもここでの見どころは、ラドンを誘導する最大の見せ場のシーンでワンダバが流れたところ!
いやぁ、やっぱりワンダバはカッコいいですね! マットアローの雄姿が目に浮かびます!
でも、ワンダバが流れたら、それはもうゴジラじゃなくてウルトラシリーズでは…(苦笑)
小ネタいろいろ
ワンダバだけでなく、しっかり東宝怪獣映画からのネタも入っているのが本作のいいところ。
まずユンたちが助けた弓道JKのスマホ画面に映っているのが、デフォルメされたモゲラで、スマホケースがバラゴン。
この世界のJKは、そんなに東宝怪獣が好きなのか(笑)
さらに極めつきは、ペロ2の見ているマニュアルが「機動戦士ガンダム」のV作戦のマニュアル(苦笑)
さすがに他社作品だからか、バラゴンやモゲラと違って、パッと見で分からないように色を変えたりする小細工がされているのがあざとい。
実はこれが伏線で、最終回がゴジラVSガンダムになったら想像を超える最終回になりますけど…
それはないか(笑)
ゴジラ出現!
さて、そんなガンダムだのワンダバだので楽しんでいたら、急に流れるお馴染みの劇伴。
海中を悠々と泳いでいく、プレシオサウルスのような、モササウルスのような、そういう海棲の恐竜を思わせるようなシルエット。
ま、まさかこれが本作のゴジラ!? ゴジラが海に!?
とか何とか考えてる内に、放送終了後には速攻で玩具情報が公開(笑)
ゴジラアクアティリス…
これ本当にゴジラだったのか…
まぁでも考えてみれば、昔ながらのゴジラも海を二足歩行でノッシノッシ歩いてきてましたし、シン・ゴジラの第1形態なんかも海中のみで活動していましたから、むしろこういう姿の方がゴジラにとっては自然な姿なのかも?
いやまぁ、ゴジラよりはチタノザウルスじゃんって言われたらぐうの音も出ませんが(苦笑)