2話 邂逅Ⅰ:宝さがしと盗賊
感想
ジャマトってマッチポンプ?
早くも第2話。今回から新たなデザイアグランプリがスタート!
というわけで、第2話は設定の説明の回。
第1話で設定の説明がてんこ盛りだと視聴者がついて来れないので、1話では説明もそこそこにアクションやライダーのカッコよさを魅せ、2話から順次説明していくというよくある構成。
そのため、1話ではデザイアグランプリの終盤を描き、2話から新たなデザイアグランプリの始まりを描く、視聴者に「そんな何回もあるデザイアグランプリって何やねん!?」と思わせる導入部なのは見事。
いやー、続きが見たくなりますなぁ。
2話で説明されたデザイアグランプリ周りの設定は以下のような感じ。
- デザイアグランプリが終わると、全ての人々からそれに関する記憶は消える。
- IDコアを入手した人間=仮面ライダーは、記憶を取り戻す。
- デザイアグランプリが終わると、巻き込まれて死んだ一般人は生き返る。
- 逆に仮面ライダーは生き返らない。
- ジャマトにダメージを与えるとバックルをドロップする(デザイアグランプリごとに変わる?)
- ブーストバックルの使用は入手後一度きり。
ここで特に気になるのは、ジャマトがバックルをドロップすること。
盗まれたとは説明されてますけども、盗まれたにしてはポロポロとドロップしすぎやろと(笑)
ジャマトに対抗するためにデザイアグランプリが開催されているにしては、ジャマトの存在そのものが予定調和的にデザイアグランプリに組み込まれている感じがするし、よくある話ではありますが、ジャマトはデザイアグランプリの主催者によって用意されたマッチポンプ要員?ってことなのかも。
「龍騎」のミラーモンスターが神崎優衣から生まれ、仮面ライダーが神崎士郎に生み出されたみたいに…
仮面ライダーギンペン
第2話では、ギーツ、タイクーン、ナーゴ、メリー、ギンペン、バッファ、ダパーンの計7人もの仮面ライダーが登場。
序盤からこんなにたくさんの仮面ライダーが登場するのは、時代を感じますなぁ…
そして、ギンペンは早速退場。
シローに続いて、1話ごとにライダーが1人死んでいく…
「龍騎」の初期の構想で、仮面ライダーが50人いて毎週新しい仮面ライダーが出てくるという案があったのは特撮ファンには有名ですが、その「龍騎」で実現しなかった構想が「ギーツ」で結実しようとしているのかも。
ギンペンの平孝人役は、名バイプレーヤーの長谷川朝晴さん。
長谷川さん、いろんなドラマに出ずっぱりなので、仮面ライダーにずっと出続けることはないんだろうなとは思っていましたが、予想以上に早く1話で退場。
「ギーツ」のライダーは、役者が有名なほど早く退場するのかもしれない…(笑)
平孝人の願いは、難病の息子が健康になる世界へ変えること。こういうことを言いだすパパキャラって何かと裏がありそうなもんですが、平孝人は普通に息子のことを願う善良なパパキャラでよかったです。
英寿も景和からブーストバックルをだまし取りはしたものの、誰にも知られないところで平孝人の息子の手術費用を寄付していましたし、英寿のヒーローっぽい一面を見せるのに貢献したちう意味でも、ギンペンの存在は大きかったですねぇ。
あぁギンペンよ、永遠なれ。
リボルブオン!
今回のギーツは、アームドウォーター、アームドウォーターブースト、ブーストアームドウォーターへとフォームチェンジ。
一応マグナムブーストが基本形態のはずなのに、マグナムはダパーンに取られ、ブーストは一度きりなので次回以降は持っていないという、番組キービジュアルに載っている基本形態に変身できない期間が結構あるって展開、なかなか面白い。
頭部以外のほとんどが共通デザインで、全ライダーでバックルを使い回せる本作の仮面ライダーならでは。
いろんな組み合わせを見たいものですが、ギーツに中間フォームが出始めると、リボルブチェンジとかやらなくなるんだろうなぁ(笑)
次回、ギーツゾンビ
次回のデザイアグランプリはゾンビ狩り。
ゾンビを倒すFPSってのは、ゲームの中でも一大ジャンルですもんなぁ。