【4年ぶりの復活にむせび泣く】牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者 第1話

特撮・アニメ

第1話 創

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感想

ハガネを継ぐ者

祝! 牙狼新作!!

 
というわけで2024年1月11日(BS日テレ組は12日に入ってから)、牙狼シリーズの新作「牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者」の放送がスタートしました!

牙狼シリーズの新作は、2020年放送の「GARO -VERSUS ROAD-」以来なので約4年ぶり。

道外流牙シリーズの新作としては、映画の「牙狼〈GARO〉 神ノ牙-KAMINOKIBA-」以来なので実に6年ぶりとなります。

コロナ禍もあって大変だったんだとは思いますが、あまりにもシリーズに動きがなかったもので、ぶっちゃけもう新作はないと思ってたぜ…

それだけに、またTVで牙狼の新作が見られるのが嬉しい!!

一時期みたいに、特撮の牙狼とアニメの牙狼を交互に放送してひっきりなしに新作を作り続けてほしいとまでは言いませんが、これからも牙狼シリーズは定期的に新作を作り続けてほしいですな。
 

牙狼シリーズの通例として、OP曲は1クール目がボーカルなし曲、2クール目がJAM Projectによるボーカル曲になるというものがあります。

放送期間が1クールだった「絶狼-DRAGON BLOOD-」や「神ノ牙-JINGA-」は、最初からOPがボーカル曲だったので、OPがどんな曲かで放送期間がある程度予測できるってのが牙狼シリーズなんですよね。

本作はOPがボーカルなし曲だったので、これまでの例に倣えば2クール放送なのが濃厚かな?

まぁ、もちろん「魔戒列伝」や「VERSUS ROAD」みたいに1クール放送でもOPがボーカルなし曲だった例もあるので、何とも言えないんですが。

一部では3月までの放送って情報も見かけましたが、はたして真実は如何に。
 

そんなわけで第1話。

サブタイトルが漢字一文字なのは、道外流牙シリーズではお馴染み。

第1話はこれといったストーリーが特になく、とりあえずホラーが出てきたところを、牙狼が圧倒的な強さで一刀両断するという牙狼シリーズの第1話らしいエピソードになってました。

そうそう。これが牙狼なのよ。うーん、久しぶりに牙狼を見ているという感じ。

1人目のゲストは、かつて一世を風靡したダンディ坂野さん

特撮ファン的には、「特捜戦隊デカレンジャー」のオズチュウ星人イーアルが馴染み深いか。と言っても、20年前の作品に1回しか出ていない敵キャラなので知らない人がほとんどかも。

「魔戒ノ花」の第1話ではバナナマンの日村さんが出ていましたが、奇しくもまた第1話のゲストがお笑い芸人さんという形に。
 

流牙登場。

現実世界では初登場から既に10年経っているので、もう貫禄がハンパない。

ホラーを前にして余裕しゃくしゃくで笑ってみせるところに強者感があって、それが流牙の魅力なのよなぁ。

映画を除けば道外流牙シリーズとしては前作にあたる「GOLD STORM翔」ではザルバに開閉式のカバーが付いていたんですが、今回のザルバにはカバーなし。

まぁ、ザルバは作品ごとに細かくマイナーチェンジするのが恒例なんで、突然見た目変わっても何も変じゃないんですけど。
 

鎧を召喚したら、瞬く間にホラーを一刀両断してしまうガロ。レオパルドンも驚きの速さ。

牙狼シリーズでの鎧召喚は、他の特撮ヒーローの変身と違って必殺技みたいな扱いなので、序盤のエピソードでは召喚⇒即撃破ってなる展開がほとんどなんですよね。

これも牙狼らしさ。

本作のガロのスーツアクターは藤井祐伍さん。一番有名な役は、浅井さんの代役として入ってた「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の初期のアカニンジャー辺りかなと思いますが、とにかくスポットスポットでヒーローを演じられる特撮ファンにもお馴染みの役者さんですね。

歴代のガロのスーツアクターは、伊藤慎さん、和田三四郎さんと東映特撮ファンにもお馴染みの役者さんが担当されてきてましたが、今回もまたアツい配役になりましたね。
 

莉杏は出る?

流牙の相棒といえば莉杏でしたが、本作では不自然なくらいに存在が語られず、新キャラクターのコヨリが相棒のポジションに。

新作で新しい女性キャラクターを出すのも牙狼シリーズの恒例行事なので驚きはしませんが、やはり道外流牙シリーズのヒロインといえば莉杏というイメージなので、登場しないのは寂しい。

おそらく終盤エピソードの目玉として温存してあるんだとは思いますが、はたして…?

現実世界では、「牙狼 神ノ牙」から既に6年も経過しているので、そろそろ流牙ジュニアを育てててもおかしくないもんな…
 

渋江譲二さん

ゲスト2人目は、タキシード仮面でお馴染みの渋江譲二さん

仮面ライダーは、牙狼シリーズだと悪役やりがちです。そんなことない?(笑)

ホラーに喰われた後、悪徳業者をハンマーで殴るシーンは凄かったですね。

フィクション作品で人を殴る場合、カメラアングルで距離感をごまかして“殴ったフリ”をするものですが、相手の役者さんにガチでハンマー当たってますもんね…

たぶん、ウィッグの隙間に鉄板入れるとか、ハンマーを軽い素材にするとかして安全面には配慮してるとは思いますが、深夜番組らしいショッキングな絵面にちょっと引いてしまいまいた(苦笑)

 
ホラー態(レグレージ)は、久しぶりに着ぐるみ感が溢れる懐かしいスタイル。

初期の牙狼シリーズのホラーは、特撮ヒーローらしい着ぐるみ怪人だったのですが、年月を重ねるごとに、フルCGや人間に特殊メイクを施したホラーが増えていく傾向だったので、今回のように着ぐるみ怪人っぽいホラーは久しぶり。

着ぐるみ怪人っぽいとは言いつつも、目や口は役者さんのものがそのまま見えているので、特殊メイクと着ぐるみの中間と言えるでしょうか。

ウルトラシリーズや東映特撮では、過去作の着ぐるみを流用したり、毎回の怪人の素体を共通にして使い回したり、コスト削減とクオリティの担保に四苦八苦してる感がどうしても伝わってきてしまいますが、本作のホラーはなんかそういうのとは別方向で大変そうなので、途中で息切れしないかちょっと心配になります(笑)

まぁ、もう撮影終わってると思うので大丈夫だとは思いますが。
 

ハガネ

「MAKAISENKI」のハガネ

君なんか写真と違わない?

 
無名の魔戒騎士が装着する鎧の総称が、ハガネ

元々は「MAKAISENKI」の終盤で初登場していましたが、本作でついにメインキャラクターの装着する鎧として登場。

「MAKAISENKI」の頃は量産型らしくだいぶ簡素なデザインでしたが、メインキャラクター用に昇格したことで、設定に準じて微妙に弱そうではありつつもそれ相応の作り込まれたデザインになりましたね。

なぜ今ハガネがフィーチャーされたのか? 本作はそこに大注目ですな。

 
今回のハガネはガロの藤井さんが兼役で入ってるみたいなんですが、今後は共闘シーンもあると思うので、さすがに以降は別の人が入ると思います。

ハガネ役のスーツアクターが誰になるのか、その辺りも注目ですな。

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