第7話 惨
感想
イグス退場
ここ2回は、番組の前半にアクションをやって、番組の後半でドラマをやるという、日本の特撮ヒーロー番組としては歪な構成になっています。
1クールの深夜番組ならではって感じですね。
今回は久しぶりにちゃんとしたホラーが登場して、ガロも登場。強敵ゆえに、創磨たち3人が時間を稼いで如何に流牙に鎧を召還させるか？って流れは見事でした。
どういう意図かは分かりませんが、ガロが閃光剣舞でガエラを倒すシーンは、2話でルカルゴルを倒したシーンを構図がほぼ一緒でした。
絵コンテか何かを流用したのかなぁ？ ガロのポーズは結構違ったので、グリーンバックで撮った素材を流用したとかではないと思うのですが。
まぁ必殺技バンクみたいなものだと思えばいいのかな。
今回の見どころはやはりイグスの死。
アゴラの三剣士、死ぬんだろうなぁ…ってだいたいの視聴者は薄々感じてたと思いますが、こうして実際に目の当たりにするとツラいものがあります。
せめて鎧を召還できていれば…
冴島大河しかり、「MAKAISENKI」で死んだ無名の魔戒騎士もそうなんですけど、魔戒騎士が死ぬ時ってだいたい鎧を召還してない時なんですよね。
鎧を召還していれば死ななかったかもしれないのに…
まぁ言っても仕方ないことなんですが。
その他の見どころとしては、コヨリの「ノゴメ！」が熱かった。
ノゴメは離れたところにあるものを手元に引き寄せる術で、「白夜の魔獣」で登場した山刀鈴が使っていました。
鈴が再登場した「桃幻の笛」でもノゴメが使われていたので、印象に残っている牙狼ファンも多いことでしょう。
鋼牙シリーズと流牙シリーズは別の世界観ではありますが、こういう細かいところでファンサービス的に同じものを使ってもらえると嬉しいですよね。
そろそろヴァランカスの実とかも久しぶりに出てきてもいいと思うんですが(笑)
後半は巨大迷路でウロウロ。これで次回に続くのはいかがなものか(笑)
「世にも奇妙な物語」で、こんな感じで迷路に閉じ込められる話があって（ストーリーは全然違いますが）それを思い出してしまいました。
遠景部分は合成でしょうが、近場の巨大な壁なのはセットを作っているのだと思うと手が込んでますよねぇ。
常闇の石を見る時の表情が意味深だったり、迷路に入った後の態度が妙にヒステリックだったりして、なんだかムツギ法師が怪しい雰囲気。
まさか、今回の黒幕はゴドウではなくムツギ法師なのか…？
次回、ザンゴ登場！
次回は光斬騎士ザンゴが満を持して登場！
まさかスーツが作られていたとは…
大丈夫？ 光斬の「斬」とザンゴの「ザン」で漢字が被ってたりしない？
