第26話「七人目の騎士」
感想
7人目の騎士であるナダの登場回。
ナダ役は事前の告知の通り、長田成哉さん。ナダがまさか関西弁を喋るとは思ってなくてビックリしましたが、長田さんが兵庫県出身らしいので、その関係なのでしょうね。
長田さんが関西弁を喋るからナダが関西弁設定になったのか、ナダが関西弁設定だから長田さんがキャスティングされたのか、どっちかって感じでしょうか。
7人目の騎士となっていますが、どうやら追加戦士というわけではなくゲストキャラっぽい雰囲気です。一応次回も登場するようですが。
変身しないX1マスクみたいなものですかね(伝わらないたとえ)
ストーリーは、それよりもコウのキャラ掘り下げに焦点が当てられています。
マイナソーに優しさを奪われて暴走したコウに対して、「昔からコウにはキレやすいところがあって…」とメルトから衝撃のカミングアウト。
いや、ファンが戦隊ヒーローに求めてるキャラってそういうことじゃなくない?
ちょっとダメなところもあるけど、どんな逆境にも決して諦めなかったり、悪い奴を絶対に許さなかったり、そういう分かりやすいまでのヒーロー性を求めてるものじゃない?
それなのに、昔はキレやすかったけど今は優しくなったので、後天的に得た優しさなら敵に奪われたとしても本人の努力次第でいくらでも補充できます(要約)って、そんな話でええんかい(笑)
思えば最近のコウは、妙に冷静で理知的な面を見せたり、今回の話だったり、全話の折り返しを迎えたというのにいまだにキャラが定まらないという悲しい境遇にいます。
タイトルにも書いていますが、ソーセージのCMで「おいしいぞ!!」ってキレ気味で言っているのがコウの本来の性格ってネタが、そんなに的外れでもないというのが笑えないところです。
ついでにトワも、この時期だというのに、暴走したコウの胸倉に掴みかかるほど仲間を全然信頼していない始末。
おまけに自慢のハヤソウルを手放してしまったので、戦闘ではやることがなくて目立たない。トワもまた悲しい境遇の一人です。
とりあえずトワは、もう一度ハヤソウルをゲットした方が良いと思います(笑)
次回は新しい騎士竜が登場して、その声をM・A・Oさんが担当することが発表されています。
ディメボルケーノよりは、出番が多くなることを切に願うばかりです(苦笑)