第11話「悪夢の召喚」
感想
ウルトラ兄弟VSゼットンの激熱バトル
いよいよ召喚されたゼットンに進次郎マンとMARIEがたった2人で立ち向かい、そこにSEVEN~TAROまでの4人のウルトラマンが救援に駆けつける回。
元々の特撮版とは関係性が違うと言えど、やはりウルトラ兄弟が並び立つ姿は燃える。
冒頭でエドが話す「ウルトラマンが地球を侵略するのに擁する時間は2分57秒」という話は原作再現。
原作だと諸星(の偽物。たぶんザラブ星人)が早田に同じ話をしますが、原作の方はあくまで偽物が進次郎を動揺させるための与太話という扱いだったのに対し、アニメ版ではエドが本気でそう考えているというのが大きな違い。
実際ウルトラ兄弟がその気になったら地球侵略なんて2分57秒で本当に出来てしまうと思うので、地球以外の星の人間からは危険視されるのも無理はありません。
エドがゼットン・コアではなくウルトラマンを敵視していたら?というIFを描いたのが、アニメ版のストーリーと言えるかもしれませんね。
本話ではいよいよゼットンが登場。胸の黄色い発光部がとげとげしくなっていたり、指先にも発光部があったり、ファンネルのような攻撃端末を持っていたり、よくよく見るとオリジナルのゼットンからかなりデザインが変わっているのですが、パッと見でゼットンだと分かる良デザイン。
出来れば、オマージュとして科特隊本部に1兆度の火球を撃ち込んでほしかったな(笑)
ゼットン相手に、ZOFFY以外の全ウルトラマンも集結。やっぱりウルトラマンが揃うのはなんだかんだでカッコいいし嬉しい。
JACKなんて、勘違いでTAROにぶっ飛ばされるシーンくらいしかここまでで出番なかったですからね(笑)
SEVENはついにVer7.3のスーツを初披露。シーズン2では何故かWIDE SHOTしか持たせてもらえなかったので、FINALにてようやく背中のEX-RIFLEを追加してもらえて、ちゃんとバージョンアップ。
惜しむらくは、アニメの配信開始と玩具発売が連動していないので、アニメに出たスーツと同じ物がちょっと古い玩具しかないこと。
せっかくEX-RIFLE増やしてもらえたのになぁ、諸星さん。
JACKも新技を披露。原作だとシネラマショットっぽいL字型に組む光線を使うんですが、アニメでは両腕から放つ謎のビームを使用。いやそれ何(笑)
ウルトラマンたちの連携によって見事ゼットンが倒されたかに見えたところ、まさかの真のラスボスが登場! ゼットンがラスボスじゃなかったとは!!
ゼットンをモチーフにした人型の敵といえば、ウルトラシリーズでもビゾームや宇宙恐魔人ゼット等の先達がいますが、また新たなる人型のゼットンが誕生することに。
顔はゼットンというより、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のミカエリスっぽいですが(笑)
そんなわけで次回いよいよ最終回!
生きてることが判明した早田さんとベムラー(そりゃ死なないだろうけど)、早く帰って来てくれー!