第129話 「ウルトラマンX 第22話 虹の大地」
ついにウルトラマンXも最終回です。
大地のお母さんが、過去にエクスラッガーを手に入れていたらしい。
それがなぜ大地の手に渡ったのか、詳しい設定は、後の書籍か何かで語られるのだろうか?
ハヤトがサイバーゴモラで迎撃に出るも、サイバーゴモラはあっさりグリーザに倒されてしまう。
そして、EXゴモラ、EXレッドキング、ツルギデマーガ等の怪獣を取り込んだグリーザは、最終形態へと変貌する。
史上最大の非常事態に対し、オペレーターのボイジャーの2人も応戦。
非戦闘員のため、他の隊員と同じようなアーマーは持たされていないようだ。
それでも、反動の大きいウルトライザーを難なく扱えるのはさすがと言うべきか?(笑)
誰も死んだとは思っていなかったが、奇跡的に生きていたワタルとマモル。
マスケッティ2号機を犠牲にしたボトムアタック的なアレで、仲間たちの窮地を救う。
限界を越えて尚、大地を呼び戻そうとするアスナの必死の呼びかけに応えるように、大地が目を覚ます。
「エックス、帰ってきてくれ。もう一度繋がろう! もう一度、俺とユナイトしてくれ!」
そして、大地の中に刻まれていたエックスとの絆が、再びエックスを呼び覚ます!
しかし、エクシードエックスであっても、最終形態となったグリーザには歯が立たない。
その時、純粋なまでに怪獣たちとの共存を夢見る大地の想いが奇跡を起こした。
ゴモラアーマーの胴と右肩、エレキングアーマーの左肩、ベムスターアーマーのシールド、ゼットンアーマーの右腕、エクスラッガー。
そして、数多の怪獣たちの力が一つとなった「ハイブリッドアーマー」が、ここに誕生した!
ここぞというタイミングでの全部乗せのアーマー。最高に燃える展開。
最強の必殺技「ウルティメイト・ザナディウム」がグリーザに炸裂する!
ハイブリッドアーマーになった後は、結構あっさり倒せてしまいましたね(苦笑)
まぁ、大地と怪獣たちとの絆が生んだ力だから…ってことで、良しとしましょう。
「ねぇエックス、次は私とユナイトしよ」
「ぜひとも!」
エックスさん、もはや何でもありかよ(笑)
わしもルイルイとユナイトしたいなぁ(?)
ウルトラの最終回といえば、何らかの別れがあるものですが、エックスについては何も変わらず、これからも大地と共に歩んでいくようです。
まだ映画が控えているからでしょうかね。
ずっとウルトラマンと一緒に歩んでいくエンドってのも、なんだか新鮮でいいですね。
約半年、全く新しいウルトラマンとして、堪能させてもらいました。
予算の関係か、グッズ販売の問題か、なかなか新怪獣を登場させられないというのが、今のウルトラの現状ではありますが、それを逆手に取って、毎回素晴らしい作品を使っているなと、いつも思います。
劇場版の後、ウルトラマンXがさらに続くのかどうかは分かりませんが、これからも、大地とエックスのそして、新たなウルトラマンたちの活躍を、見届けていきたいですね。
Xで3回目の総集編です。
コメント
明けまして、おめでとうございます。
電脳世界でエクスラッガー手にいれた虹が両親のデーターの固まりなのかな、と思いました。
エックスの肉体と混ざっていたりして。
映画でも第2シーズンでも復活して再会して欲しいですね。
その時はエックスも肉体を取り戻して別れの時かも知れませんね。
遂にウルトラマンXも最終回ですね…。ギンガ(全11回)、ギンガS(全16回)より話数が延び、途中に中断期間も挟まないでの放送でしたからかなり本編に集中して見ることができましたし、俳優さん達の演技も、特撮も、全てが見事に融合した素晴らしいシリーズでした。どの回も見応えがあり、まさに「Xにハズレなし!」状態で、円谷の本気を感じられましたね。
テレビシリーズ最後の敵となった虚空怪獣グリーザ…。前編ほどの圧倒的感は確かに薄れた感じはしたかもしれませんが、その不気味さ、強大さは健在で、特にグリーザから手のような触手が伸びて、ゴモラらを掴んで次々と吸収していくシーンは凄く気持ち悪かったですね…。そんなグリーザも、エックスと怪獣達の絆の前に敗れました…。ここまでの強敵怪獣を生み出したスタッフに拍手を贈りたいです。
電脳空間に消えた大地を連れ戻したのは、自身の危険もかえりみず電脳空間に飛び込んだアスナの必死の想いでした…。大地を連れ帰る為に必死に想いを告げるアスナの姿には感動しましたね。本当に大地を大切に想っているんだなと。大地は同じようにエックスを呼び戻す様を見ると、絆の大切さを改めて実感します。大団円に終わったテレビシリーズ、まだ劇場版が残っていますが、楽しみにしたいと思いますね。素晴らしいシリーズでした。