第128話 「ウルトラマンX 第21話 美しき終焉」
いよいよ、ウルトラマンXの最終回も間近です。
空間エネルギー測定器を搭載したスペースマスケッティ2号機で航宙任務を行うマモルとワタル。
今までジオマスケッティは1機しかなかったですから、ようやく登場した2号機。
これがあれば、スカイマスケッティとスペースマスケッティの同時出撃なんかも出来たのに(苦笑)
今までろくに他の隊員と絡まなかったボイジャーの2人が、バリバリ喋り出すので最終回感ありますね(笑)
マモルいわく「空間エネルギー量はレベル5以下にはならない」らしい。
「宇宙は真空と絶対零度ではなく、エーテルフィールドと黒体輻射の3度」みたいなものか(?)
そんなマモルとワタルの前に現れた“空間エネルギー量ゼロ”のアレは一体何なのか!?
これこそがダークサンダーエナジーの発信源にして、“無”の存在なのであった…
来年公開の映画「劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」のCMも始まりましたね!
非常に高まる予告編の内容!
エックスのベータスパークアーマーも超かっこいい!
これは見るしかない映画ですね!!
因縁の相手「グリーザ」復活に対し、エックスはこれを緊急事態とみなして、直接Xioメンバーに対話を試みる。
Xioとエックスが、初めて意志を通わせた上での共同戦線を張ることに!
XioUSAの海上戦力のようだけど、どう見てもジオマスケッティを上下ひっくり返してちょっと変形させただけ(笑)
この形状だと、合体してる特装車は海中で逆さになって没してるはずだけど、パイロットは大丈夫だろうか(苦笑)
TNGパトレイバーからの繋がりですかね?(笑)
「アスナ、今まで黙っててごめん」
「だから何を!」
「俺とエックスで、あいつを止めてみせる…!」
アスナにやんわりと秘密を明かし、グリーザとの決戦に挑む大地!
正体バレは、やはりウルトラマンの醍醐味だって実感しますね。
アスナの「大地がエックスだったんです!」や「大地とエックスを援護します!」というセリフに、過去作のオマージュを感じます。
こういう、強化形態への変身をバンクを使わずに表現すると、終盤な感じしますよね。
大地、エックスと共同戦線を張るサイバーゴモラ、スカイマスケッティ。
しかし、グリーザの圧倒的な“虚無”の力の前に、全ての抵抗は無意味で…
エックスを取り込んだグリーザの巨大な爆発の後で、残されていたのはエックスのカラータイマーだけであった…
ウルトラマン絶体絶命という状況での最終回は、どうしても盛り上がります!
コメント
最後の敵・グリーザ…まさに圧倒的でしたね。その凄まじいまでの不気味さもさることながら、戦闘力も圧倒的…グネグネした酔拳のような動きに素早いテレポーテーション、空間をねじ曲げるような能力やバリヤー、全身からの様々な光線技…これらすべてが、不気味な笑い声とともに怒涛の如く襲ってくる様は本当に恐怖を感じましたね…。田口監督の「自分の中にあるゼットンのトラウマを最大限に描いた」という主旨の言葉に思わず納得しましたね。
最終章になって主人公以外の主要キャラがウルトラマンと意志疎通をするという展開は斬新で、自分は驚きましたね。そして、より結束が堅くなったはずのXioとウルトラマンエックスを簡単に圧倒するグリーザにより恐怖を感じたんですよね…。
大地がアスナに正体を告白する場面、状況が状況なだけに緊迫感がありましたね。その後のアスナの描写も、エックス=大地がやられる度に大地の名を叫ぶアスナの姿に、彼女がどれだけ大地を思っているかが伝わってきて、ラストの絶叫には胸がつまりました…。次回遂に最終回…どんな逆転になるか、見届けたいと思います!