キョウリュウVSゴーバスを観に行ってきました

「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ」を観に行ってきました!
もう本当に盛りだくさんな映画で、両作のファンはもちろん、ジュウレンジャーやアバレンジャーを幼少期に見ていた人にも楽しめる、本当にいい映画だと思います。
個人的に、ゴーバスVSゴーカイはあまりVS映画らしくなかった(ゴーバス最大のピンチはゴーバス自身で解決しちゃってた)と思ってるので、それに比べると本作は、恐竜スーパー戦隊のピンチをゴーバスが救うし、ちゃんとVSしてるなぁと思った作品でした。
それでは、ネタバレ全開で感想書いていきましょう。
ただ、本当に内容盛りだくさんだったので、覚えてないところがたくさんあります(笑)
早くBD買いたいな。


・特命「アバレッドを救出せよ」
初っ端から敵に捕まっている白亜凌駕(笑)
頭にズタ袋を被せられていますが、ユニフォームでバレバレ。
それを救出に現れる、我等がゴーバスターズの3人。
3人とも特命部に戻っているということは、スーパーヒーロー大戦Zの設定を引き継いでいるのでしょう。
まぁ結局、ネオガイルトンのせいで救出はままならず。
このシーンじゃないけど、凌駕がネオガイルトンのことを「暗黒の鎧!」って言うのはよかったね。
ガイルトンは、アバレンジャーとはほとんど戦わずに退場したもんね。
あと、ヨーコちゃんめっちゃ綺麗になってた。
1年しか経ってないのにどうした。
・伝説の戦士
桐生ダンテツが出会った男。
それは伝説の戦士、ティラノレンジャー・ゲキ。
もうね。ゲキすごいよ。
見た目は多少ふっくらしましたが、声とか当時のまんまだもん。
アクションもバリバリやってるし。
個人的に評価したいのは、ちゃんと龍撃剣が変身前の形態のプロップを作ってあったことかな。
ジュウレンジャーが使う伝説の武器って、変身前後で見た目が変わるんだけど、今の東映のノリなら、変身前でも変身後の龍撃剣使いかねなかったから、これは好印象。
すごい思い入れが感じられた。
もう、この辺からずっとニコニコしながら見てた(笑)
・奪われたダイノホープ
敵の手に堕ちた凌駕は、アバレッドとなってキョウリュウジャーに襲い掛かる。
それを助けに現れるのはゴーバスターズ。
事態を把握してないキョウリュウジャーと違い、アバレッドの変身前の名前とか、敵に操られていることとか、既にさまざまな情報を得て戦っているゴーバスのプロ感がかっこいい。
ヒロムが現役時よりも頼もしくなった気がする。
口の悪さも、特に描かれてなかったし(笑)
・恐竜
キョウリュウジャーたちの前に現れた、本物のティラノサウルス!
…いや、まぁ幻なんだけども(苦笑)
声は、ベテラン声優の山寺宏一さん。
山寺さんがティラノサウルスの声とか、何事かと思っちゃうよね。
まぁ、真相が明かされた後は、納得のキャスティングかなと思いますが。
半分冗談だけど、ジュウレンジャーに登場した「恐竜の卵」が成長した姿なのかなぁと公開前は思ったりしてた(苦笑)
・打ち解ける2戦隊
散開して敵から逃げる戦隊たち。
イアン、ソウジ、J(笑)
ノッさん、ウッチー、リュウさんのアラサー軍団。
アミィ、ヨーコのヒロインコンビ。
キング、ヒロムのレッドコンビ。
Jが全然変わらなくて笑ってしまった。
アラサー軍団、マジ画面に華ない(笑)
アミィとヨーコが、なぜか女子高生コスしてて、監督の趣味を疑わずにはいられない(棒)
ヨーコは設定的に現役女子高生だが、アミィは設定上は大学生だから、この背徳感ったらないね。
スカートの2人のキック技の応酬。監督の趣味を疑わずにはいられない(2回目)
あまりにも凄いところはさすがに吹き替えだったけど、結構生身アクションしてて、この2戦隊はホント動ける人が集まったよなぁと改めて思ってました。
あと、ヨーコちゃんもアミィも可愛すぎる。
キングとヒロムは、どっちも呼び捨てで敬語も使わないから、対等感があっていいなぁと思った。
いや、ゴーバスを1年見てきた身としては、ヒロムがちゃんと先輩として振舞えてるなぁとは思えるのだけど(笑)
・復活のヴァグラス
唐突に復活して、デーボス軍と共闘しているエンターとエスケイプ。
どうやら、地上に残されていた「ヴァグラス復活のプログラム」を宇宙大恐竜ボルドス(本作の大ボス)が利用しているらしい。
ゴーバスターズたちは敵を足止めし、キョウリュウジャーたちを目的地へと急行させる。それがミッションらしい。
後輩のサポートに徹する。本当にこいつらプロやなぁ。
・奪われたキョウリュウジャーのダイノホープ
ネオグリフォーザーが巨大化するんだけど、その時にボルドスが使うのが、バンドーラの杖!
ちゃんと宇宙から地球に降ってきて、地割れが起こる!
感動しちゃったね。
ガブティラはネオグリフォーザーに倒され、キョウリュウジャーたちのダイノホープも奪われてしまった。
さらに、山寺さん声のティラノサウルスは、なんと獣電竜に進化する前のガブティラ自身だということが判明!
…喋れたんだなガブティラ(笑)
・本気爆発
闇落ちしてしまったキョウリュウジャーたちは、操られるままに恐竜時代へ飛び、獣電竜に進化する前の自分たちのパートナーを抹殺しようとする。
それを止めるべく、特命部がスピリットベースへ。
黒木司令が直々に出向いてるのに、オペレーターの2人いなくてワロタ。
今回は、ゴーバス側は必要最小人数だったよね。
「トリンを見て、フリーズしかけるヒロム」という、もう誰もが思い描いていたようなネタもバッチリあった(笑)
さらにもう1人、スピリットベースへやってきた伝説の戦士。
アバレブルー=三条幸人。
アバレンジャーの獣電地にダイノガッツを込めればどうたらこうたら~のために連れてこられた(笑)
「トリケラがピンクなんて、変わった戦隊だな」みたいなセリフがあって、キョウリュウジャーが始まった当初の私たちの気持ちを代弁してくれたみたいで嬉しかった(笑)
トリケラといえば青だよな!
・時を駆ける希望
操られるままに、パートナー恐竜を攻撃するキョウリュウジャーたちだったが、ティラノサウルスの瞳の輝きにより、正気を取り戻す。
幸人のダイノガッツによって開いた時間移動の穴を通り、現代のガブティラを救うためにキョウリュウジャーは再び現代へ!
ジュウレンジャー主題歌中の印象的な歌詞である「時を駆ける希望」が、本作では重要なキーワードにされていて、熱い。
ティラノサウルスの「ブレイブだぜ!」には、CGモデルの動きのせいもあり、なんだか笑えてしまった(笑)
・帰って来た男
ダイノホープを奪われ変身もままならないが、生身のまま敵と戦う恐竜戦士たち。
ここでついに活躍するのが、我等がゴーバスターズである。
敵の攻撃を受けてパワードカスタムが解ける瞬間、一瞬だけゴリサキとウサダが登場。
セリフはないので、彼等の出番は本当にその一瞬だけ(笑)
エンターとエスケイプがヴァグラス復活用のプログラムとして地上に残留していたように、陣さんもまた「対ヴァグラス用のプログラム」として、Jの内部に残留していたのだった。
正直、復活の理由が結構あっさりしてて拍子抜けはしたが、まぁ感動の復活であったことには変わりない(苦笑)
5人で久しぶりの変身と名乗りを果たし、普段は言わない「特命戦隊!ゴーバスターズ!」の名乗りもバッチリ。
レッドがノーマル形態でライオブラスターを使ったのは、地味に初でないだろうか?
本編でもあったっけ?
そして、ダイノホープを変換する装置を見事破壊し…
・我等!恐竜スーパー戦隊!!
ダイノホープが戻り、力を取り戻す恐竜戦士たち。
ノッさんが「キターッ!」と言うのは、完全に頭がリーゼントなのを意識しているのだろう(笑)
敵が奪っていたダイノバックラーを掴む4つの腕!
完全に、ゴウシ、ダン、ボーイ、メイの手だ(代役ではあるだろうけど)
これは燃えたね。
スーパー戦隊獣電地に、ゲキと凌駕がブレイブインすることで、召喚される守護獣ティラノサウルスと爆竜ティラノサウルス!
守護獣ティラノサウルスのCGモデルは、ちょっと頭が薄くて変な感じだった(笑)
もっと頭デッカチにしないと!
そして、いよいよ変身!
ダイノバックラーの音声に感動した! 当時のまんま!
ジュウレンジャーは、当時は変身バンクが簡素なやつしかなかったから、新しくそれっぽいのが作られてた。
アバレンジャーは、当時のバンクをよく再現してたと思う。
そして名乗り。
ジュウレンジャーは5人とも本人だということが事前に判明してたけど、やっぱり本物の声は感動が違うね。
ゴウシは低くなってたし、メイはなんか変な声になってたけど(苦笑)、やっぱり皆当時とほとんど変わらないんだよね!
アバレンジャーは、イエローの声どうするんだろう?と思ってたけど、マジ違和感がないレベルで声が似てた。
噂では、いとうあいこさん本人が当てたのではないかとのことだけど、真相は闇の中。
たしかに、本人が当ててるはずのトリケラレンジャー・ダンもクレジットになかったし、いろいろと大人の事情があるのかもしれないね。
・戦う恐竜スーパー戦隊
モチーフの恐竜が同じヒーローたちが共闘したり、それぞれが当時使ってた技で敵を倒していくのには、本当に目頭が熱くなる思いだった。
バベルアタックは、名前覚えてなかったけど(苦笑)
アバレイエローのアバレモードは、羽根が黄色くなっててなんか変な感じだった(笑)
ゴーバスがこちらの戦闘に参加しないので、エンターやエスケイプまで恐竜スーパー戦隊が倒しちゃうとは思わなかったな。
ヒロム並みの高速移動を駆使するダークバスターを、アーケノロンで遅くして戦う展開には、思わず唸ったね。その手があったか!と。
ケントロスパイカー、ダイノボンバー、ハウリングキャノンの三大合体武器を全合体させた最強武器「アルティメットハウリングキャノン」!
もう存在が熱すぎるw
・宇宙大恐竜ボルドス降臨
3、2、1… 来ます!
でやってきたボルドス。
弥生ちゃんが、仲村さんそのまんまなセリフを発するので、黒木司令が二度見するという驚きのシーンあり(笑)
・ダイノホープは永遠に不滅だ!
ガブティラをキョウリュウジンに合体させると、釣られて守護獣と爆竜の方もロボ形態に。
乗り込む各戦隊たち。
さすがにセットは作れなかったのか、大獣神とアバレンオーのコックピットは非常に簡素。
ここは、スーパーヒーロー大戦Zと同じように、合成で頑張ってほしかったな。
まぁ、この守護獣ティラノサウルスと爆竜ティラノサウルスは本物ではないので、その影響もあったのかも。
3大ロボが揃っても敵わないほどのボルドス。
ここで助っ人に入るのが、やはりゴーバスターズ!
この映画のゴーバスは、本当にサポートに徹してるけど、それでいて存在が埋もれていない。
要所要所で本当にいい活躍してる。
陣さんが黒木司令に頼んでいたゴーバスターズの獣電池を取り寄せ、ここにゴーバスターズの力をブレイブイン!
キョウリュウジャーとゴーバスターズの力が合わさった、「タテガミライデンキョウリュウジン」が誕生!
3大恐竜スーパー戦隊の力を合わせた「獣電撃電設ブレイブフィニッシュ」で、見事ボルドスを撃破たのであった…
・そして戦いは終わり…
ついにヒロムもダイゴをキングと呼ぶようになり、2大戦隊の友情もより強いものに。
微妙に気になったのは、リュウさんがヒロムを「うちのリーダー」と称してたこと。
ゴーバスターズにリーダーの設定なかったろう?(笑)
キョウリュウジャーには明確にリーダーがいるから、その設定に引っ張られたのかな。
本書いてるのが三条さんだから、キョウリュウジャーの設定に近いノリで書いちゃったのかも。
EDは、高取ヒデアキさんと鎌田章吾さんが歌う「みんな・デ・カーニバル」。
初っ端から、泣かせる気マンマンの曲だったね(笑)
映像見たいけどクレジットも見たいしで、本当、東映特撮映画のEDって罪だよね(苦笑)
・勝利のイマジネーション!
本編終了後、オマケ的にトッキュウジャーとネオメサイア(ネオガイルトンが変化した姿)との戦闘シーンがあり。
前作までは一応本編に組み込まれていただけあり、今回のはだいぶ異色な印象でした。
さすがにこれだけの戦隊が入り混じりますから、本編に組み込む余地がなかったのでしょう。
トッキュウジャーの乗り換え変身面白かったですね!
言わば、1作品限定のゴーカイチェンジみたいなもの。
胸と額の数字が変わることで変身者を表現しているので、パッと見ではすぐには変身者が分からない(笑)
それぞれの名前が「トッキュウ1号」とか○号表記なのは、乗り換え変身で色が変わってしまうからなのですね。
これからトッキュウレッシャーが増えると、使える色も増えていくのでしょうか。
今後が気になりますね!
・仮面ライダー大戦
全て終了後に、仮面ライダー大戦の予告あり。
変身前本人の出演や、藤岡さんの久々の変身。
見所たくさんで、楽しみですな(^^)

コメント

  1. デルピッポ より:

    ティラノレンジャーゲキさんは普通にアクションしてて凄いなぁと思いました
    さすが元JAC
    前にゴーカイレッドと自分を助けてもらった礼とか、ちゃんと去年のvsと繋がってましたね
    おっさんトリオが面白かったですw
    ヨーコとアミィの女子高生姿でのアクションは完全に坂本監督の趣味ですね分かりますw
    パンフレットでヒロム役の鈴木君に言われてました
    キョウリュウの闇堕ちですが、ゴーバスは前回のvsもゴーカイが闇堕ち(フリでしたけど)してましたしゴーバスはそういう運命なのかな
    ジュウレンですが、トリケラレンジャーだけ本人じゃなかったんですかね
    クレジットには名前無かったですが
    ドラゴンレンジャーとアバレキラーは死んでるから仕方ないけどアバレブラックは?
    ダイノアースからは来れなかったのでしょうかね
    観る前は恐竜戦隊3つの共演でゴーバスはおまけ扱いなのではと危惧してましたが結構美味しいポジションでしたね
    プロフェッショナル感が出ててカッコよかった
    アルティメットハウリングキャノンは色んな意味ですごかったですw
    エンターはユナイトはもちろんダークバスターまで出すとは思いませんでした
    EDノリノリでダンスするエンターさんには笑いました
    エスケイプも出てくれて良かったです
    リュウさんとの因縁の対決が無かったのは残念ですけどね
    陣さんは今回きりの復活だったのは良い設定だと思います
    トッキュウジャー、デザインはアレですが乗り換えは面白そうです
    男ピンクは史上初?
    仮面ライダー大戦まさか藤岡弘、さんが出演とは!
    ワイドショーでも話題になってましたね
    予告では巧の変身シーンもあって興奮しました
    ネタバレしたものではXの速水亮さんとZXの菅田俊さんも出演確定だそうです
    噂じゃ王蛇の萩野崇さんも出演するそうですが本当なら楽しみ
    監督は例年の金田監督じゃなく柴崎監督なんですよね

  2. 希望の戦士 より:

    あれ?あの~質問なんですがキョウリュウバイオレットも出てると聞いたのですが出てなかったんですか?

  3. デルピッポ より:

    2回目の投稿すみません
    トリケラレンジャー・ダンですが、本人だけど現在SMAPのマネージャーをやっているので大人の事情でクレジットNGだったそうですね
    らんるも本人ぽかったですよね

  4. シュン より:

    見に行って来ました!ジュウレンジャー関連と陣さん関連で泣かされましたね…!素晴らしい映画でした!
    望月祐多氏のアクション、声ともに当時とほとんど変わってなくて、あの声で「グリフォーザ!?」や「ダイノバックラー!!」と発してくれただけで涙が…。当時のキャストの皆さんが揃っての名乗りがまさか再び見られるとは…(泣)。「冗談じゃねーよ!」的な事を今回もダンが言ってたのが更に懐かしかった…当時もよく言ってたな…。
    公開前は自分もゴーバスターズが添え物にならないか不安でしたが、活躍だらけで良かったですね!小宮有紗氏は本当に綺麗になりましたね…何回か見惚れました(笑)。復活した陣さんとみんなのやりとりは、いろいろ思い出して泣きそうになりました…。何故かエンターやエスケイプでも泣きそうになった(笑)。ひとつだけ気になったのは…司令官のあの髪型はいったい…?
    他にもいろいろありましたが、トッキュウジャーが良くも悪くもいろいろ壊してくれました…。仮面ライダー電王の時も似たような気持ちになりましたが、あのノリに慣れる事ができるかと…そういえば電王と同じ小林靖子氏の脚本らしいですから、好きになれるとは思っていますが。

  5. マサキ より:

    デルピッポさん>
    >ちゃんと去年のvsと繋がってましたね
    こういう細かいネタが仕込まれてると感心してしまいますね。
    ダンは、メイのツイートでいることは示唆されてましたので、おそらく名前が明かせない事情があったのでしょうね。
    らんるもしかり。
    アバレブラックが出ないのは、やはりダイノアースにいるからでしょうねぇ。
    アルティメットハウリングキャノンは、合体プロセスが分からないので早く見返したいです(笑)
    ダークバスターは予想外でしたね。
    まぁ、アーケノロンの前に成す術もなかったのが可哀想でしたが(苦笑)
    ライダー大戦。
    Xはニュース番組か何かで思いっきり敬介の登場シーンが流れてたらしいですね。
    村雨はいつ頃登場シーンが明かされるでしょうか。
    希望の戦士さん>
    弥生ちゃんは出ますが、変身せず、ずっとスピリットベースにいますよ。
    シュンさん>
    見た目は多少変わっていますが、それ以外は当時の雰囲気そのままでしたねゲキ。
    声が本物なので、名乗りの感動も凄まじく!
    ゴーバスもサポートに徹しながらしっかり活躍していたので、最高でした。
    司令は、後の作品に出る度に髪型がシャレていきますな(笑)
    トッキュウジャーはどんな戦隊になるのか分かりませんが、軽いノリの印象がどう変わるかが楽しみであります。

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