ドン21話「ごくラーメンどう」
感想
空想のラーメン
今回は、珍しい猿原のメイン回。
ストーリーのあらすじとしては、
猿原が先代サルブラザーと出会い、「戦士として戦うことの意味」を知ろうとして鬼に堕ちてしまった先代サルブラザーをドンブラザーズが倒す。
という、一見するとシリアスそうに見える話。
でも実際には、猿原は空想のラーメンを食っているし、先代サルブラザーは戦士の力で遊んでいた元ラーメン屋だし、職場のラーメン屋はたぶん反社のフロント企業だしって感じで、いつも通りの狂人しかいないドンブラワールド(苦笑)
それでも、先代サルブラザーが自家製のスープで屋台を始め、猿原に空想のラーメンを出しているラストシーンを見るとなんだかいい話だったように感じてしまうのは、やはり井上大先生のお力なのでしょうか。
凄いぜ、猿原教授。凄いぜ、井上大先生。
我々も教授を見習って、空想のラーメンを楽しめる人間になるべきなのかもしれません。
キバレンジャー VS アバレキラー
いくら猿原のメイン回でも、販促はしなければいけないのが日本の特撮番組の運命。
今週は、ドントラボルトがアバターチェンジしたキバレンジャーと、ドンムラサメがアバターチェンジしたアバレキラーが登場。
キバレンジャーは、なぜか白虎真剣の「吼新星 乱れやまびこ!」のセリフがオリジナルの阿部渡さんボイスという謎の好待遇(笑)
「アキバレンジャーシーズン痛」にキバレンジャーが登場した時に録音したのを流用したのかな?と思ったんですが、聞き比べてみても微妙にイントネーションが違う気がする…
OPクレジットに阿部さんの名前がなかったので新録ではない気がするけど、東映の公式サイトでもこの件に触れられていなかったので答えが分からない。
はたして流用なのか、新録なのか…?
一方のドンムラサメ。
玩具にアバタロウギアとの連動機能がないにもかかわらずアバターチェンジが出来るという設定になった結果、アバタロウギアがなくても自由にアバターチェンジが出来るという玩具販促を根本から否定する存在に(笑)
玩具売る気があるんだか無いんだか、よく分かりませんなぁ。この番組は(たぶん無い)
怒る!
劇中劇の俳優役で、メタルダー=剣流星でお馴染みの妹尾青洸さんが登場。
ちょい役すぎてストーリーには全く絡んでいませんでしたが、やっぱり世代だったヒーローの役者さんを再び東映特撮でお目にかかれるってのは嬉しいもんです。
「スペース・スクワッド」が今もシリーズが続いていたなら、メタルダーも復活できていたのかなぁ…
クールギンの名前だけ出てきてたけどなぁ…(遠い目)
次回、ポワトリン
次回はなぜかポワトリンのオマージュ。
な、なぜ…?
世代的にはファイブマンの登場が気になる!