ドン2話「おおもも、こもも」
感想
第2話でも、結局何も分からなかった
先日ついに始まった新戦隊、ドンブラザーズ。
第1話は説明をかなぐり捨てて勢いで突っ走るタイプの1話だったため、1話で説明不足だったところを2話で多少なりとも説明してくれるんじゃないかな~と淡い期待を抱きながら視聴に挑んだ我々視聴者。
しかし、提示された第2話は、相も変わらず説明をかなぐり捨てて、さらに新たな要素をぶっ込んでくる怒涛の第2話であった。
分かりました。井上大先生。
我々は1年間、このペースについて行かなければダメだということなんですね。
大先生はそれを分からせるためにこの2話をお書きになった!
ご用命とあらばお供しましょう! 俺の命は、天に預けた!
ということで第2話。
はるかが喫茶どんぶらでバイトし始めたことをナレーションで処理するし、ブルーは無職なのに無銭飲食するし、ブラックは警察に追われているのに普通に実名でアパート借りてるし、相変わらず多くは語らずに勢いで突っ走っていく井上脚本戦隊。
だがもうクセになってきた。週に一度はドンブラを摂取しなくては生きていけない!なんて感じてる視聴者もそろそろ出てきているのでは。
今回はイヌブラザーの犬塚翼が戦闘に初参加。ただキジブラザーの雉野と同じく既に戦闘は経験していたようで、はるかのように戦闘に不慣れって感じではありませんでした。
1~3話で戦士が少しずつ加入していく流れは、井上御大がメインライターを務めた「ジェットマン」と一緒。意識されているのかは分かりませんが、長らく戦隊を見続けているファンとしては繋がりが感じられてニヤリとするところ。
リュウソウジャーにアバターチェンジ!
前回リュウソウジャーのセンタイギアの入手したからなのか、今回はイヌとキジがそれぞれリュウソウブラックとピンクにアバターチェンジ!
ドンモモタロウ以外は剣型の武器を持っていないので、チェンジした戦隊の武器をそのまま使えるというのがアバターチェンジのルールらしい。この辺もやっぱりカメンライド。
ゴーカイチェンジと違うアバターチェンジの面白いところは、体型が変化するところ。
性別が絶対に変わらないドンモモやイヌはともかく、ブルーとイエローは男女が半々くらいいる色なのでサルとオニがアバターチェンジすると半分くらいは性別が変わってしまいます。
特に、初の男性ピンクであるキジは、自分以外のピンクにアバターチェンジすると毎回女体化することに。「女の子のやつじゃん!」は毎回言わないといけなくなります(笑)
ドンブラザーズと色の構成が違う戦隊(それこそゴレンジャーとか)に全員でアバターチェンジする場合に、ゴーカイジャーみたいに色で合わせるのか、性別で合わせるのか、どういうルールでチェンジしていくのか、今後の展開に期待が膨らみますね。
リュウソウジャーのセンタイギアがアバタロウギアに変化する描写がありましたが、今回入手したトッキュウジャーギアは最初からアバタロウギアで入手。初回だったリュウソウジャーギアだけが特別で、以後は毎回アバタロウギアで入手する感じなのかも?
ゼンカイザーブラックが回収したリュウソウジャーギアをなぜドンブラザーズが使っているのかとか、そういう細かい部分の説明も早く聞きたいものです。
ちょっとでいいので説明して下さい。井上大先生!(笑)
若さを求めるトッキュウジャーの鬼
今回の鬼は、モチーフが機関車だったり、誕生時にトッキュウジャーのマークが描かれていたりしたことから分かるように、トッキュウジャーギアから生まれた鬼でした(ギアから生まれるという表現で合ってる?)
若さを求める鬼がトッキュウジャーのギアという状況に、Twitterはちょっと盛り上がってトレンド入りしたりしていました(トッキュウジャーは、子供がイマジネーションの力で大人の体になったという戦隊だったので)が…
まぁ、おそらく脚本の段階ではそこまで深く考えてないでしょう(笑)
脚本書く段階では、どのレジェンド戦隊のギアがどういうスケジュールで玩具になって発売されるかとか、煮詰まってはいないでしょうし。
逆を言えば、今後きちんと元ネタの戦隊に関係のありそうな鬼が登場し続けたなら、井上大先生スゲーとなるわけですが(苦笑)
次回、サルブラザー登場!
次回はサルブラザー初登場!
3話でようやく5人揃うという辺りにも、やはり「ジェットマン」を思い出すところです。
5人集結ということでそろそろドンブラザーズの名乗りを見たいわけですが、「ジェットマン」の全員名乗りは5話が初めてでしたので、おそらくドンブラもそのくらいの時期になりそうな予感。
ま、それよりも大事なのはソノニの太ももだね!(?)