ドン22話「じごくマンガみち」
感想
令和のポワトリン
今回は前回から一部引き続いて、ソノザに拉致られたはるかがマンガを描く回。
そして、なぜか令和の世になってもいまだに「美少女仮面ポワトリン」がネタにされる回。
ポワトリンなんてメイン視聴層の子供は元ネタが分からないでしょうが、「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」でネタにされていたので特オタにはまだまだ記憶に新しい存在。
…と思いましたが、アルティメイタムの公開は2012年なのでもはや10年前の映画。むしろポワトリンを新鮮なまま記憶し続けている我々特オタが変ということなのでしょう(苦笑)
ただまぁ、ポワトリンの要素は変身後のオニシスターのデザインとマンガ中のはるかの髪型くらいで、ストーリーそのものはいつものドンブラ風味… というか、いつもの井上節。
ぶっ飛んでいる話だけど、見ているとなぜだか心地よい。我々はもはやドンブラなしでは生きられない…
それにしても着ぐるみ姿でサイン会をしている椎名ナオキ、いったい何者なのか。
はるかと同じ味(25点)のビーフストロガノフが作れるということは、はるかのおばさんが正体?
メガレンジャー鬼
今回の鬼はメガレンジャーがモチーフの電磁鬼。
今回はいつも以上にレジェンド戦隊を意識した小ネタが多く、
- はるかのマンガ中の黒板に「百万倍の好奇心」「駆け出そうぜ」と歌詞ネタ
- 豪田の趣味がサーフィン(=サイバースライダー)
- 豪田の家の住所が諸穂市(=メガレンジャーが通っていた諸星学園高校)
- 豪田の家の電話番号の末尾が「2580」(=ケイタイザーの変身コード)
- 豪田の家の郵便番号や、電磁鬼の変身時に流れる「3・3・5」(=デジタイザーの変身コード)
- GDHの創立が25周年(=メガレンジャーの放送も25年前の1997年)
- GDHの社員の名前が「並樹」「今村」(=メガブルーとメガピンクの本名)
- 電磁鬼の額に家電製品などのイラストが投影される
等々。やりすぎなくらいに、かなり気合の入ったメガレンオマージュ。
電磁鬼ングも、サーベル電磁ムチやスーパーギャラクシーナックルを使うし。
アニバーサリー戦隊でもないのに、なぜかレジェンド戦隊の小ネタに力が入っているドンブラ。これからもこの路線、続けてほしいもんです。
ファイブマンにアバターチェンジ!
初の5人全員アバターチェンジ! 選ばれたのは、ファイブマンでした。
昨年、ステイシーザーが偽物を召喚していたり、なぜか2年連続で目立っているファイブマン。スタッフの中にファイブマン推しがいるのか…?
イヌだけがファイブブラックの名乗りっぽいポーズをしているけど、オニはイエローなのになぜかファイブピンクっぽいポーズをしていて、残り3人はいつもの通りってのが実にドンブラ流。
アバターチェンジは(ゼンカイザーを除いて)同じ色にしかチェンジ出来ないというルールなので、全員で同じ戦隊にチェンジ出来るのは限られた先輩のみ。
ドンブラザーズと同じ赤・青・黄・黒・桃という配色の戦隊は、
- 大戦隊ゴーグルファイブ
- 科学戦隊ダイナマン
- 光戦隊マスクマン
- 高速戦隊ターボレンジャー
- 地球戦隊ファイブマン
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー
- 電磁戦隊メガレンジャー
- 轟轟戦隊ボウケンジャー
- 天装戦隊ゴセイジャー
と、先輩45戦隊の中でもこれだけ。
この中から、さらにドンブラが鬼を撃破済みでギアを入手しているのはターボレンジャー、ファイブマン、ジュウレンジャーの3戦隊のみだったので、今回はファイブマンが選ばれたということなのでしょうねぇ。
電磁鬼に負けず劣らず、こちらもファイブラスターのアニメチックな発射エフェクトが再現されていて、ファイブマン愛を感じるアバターチェンジでございました。
しかし、相変わらずVソードは新造してもらえないようで、「ゴーカイジャー」からずっとVサーベルで戦い続けているファイブレッド(笑)
キョウリュウゴールド! いざ!!
ファイブマンに6人目がいないとかは関係なく、狂人すぎるせいでハブられてしまったジロウはキョウリュウゴールドにアバターチェンジ。
前回のキバレンジャーといい、武器由来の音声はちゃんとオリジナルの声優さんのボイスを流用してくれるのがいいですよね。
次回、トラドラゴンジン!
次回、ついにドンドラゴクウもロボタロウ化!
なのに、なぜか犬塚のメイン回!
この販促する気全くない感じ、まさに井上脚本~!(笑)