第43話「永遠の終わり、後悔の向かう先」
感想
さらば赤石長官
前回でパパさんとベイルの因縁の戦いに決着がついたと思ったら、次の回では赤石長官が退場。
まさに4クール目と言うべき怒涛の展開を繰り広げる「仮面ライダーリバイス」。次回はライブの新フォームも登場するようだし、最終回が近付いているって感じがしますなぁ。
赤石長官は、不死身でなくなる代わりにギガデモスにパワーアップするも、不死身でなくなったために倒されてしまうという不死身キャラにありがちな最期。
仮面ライダーたちの決死の攻撃で倒されるわけでもなく、父親の仇を討つべく特訓した光に倒されるわけでもなく、崇拝していたギフに処分されるわけでもなく、家族の情を抱きつつあった大二によって至近距離で必殺技を撃たれて死ぬという死に方は、悪役とはいえあんまりにも報われない感じがして可哀想。
まぁそれでこそ、悪役らしい最期とも思えるわけですが。
橋本じゅんさんという素晴らしい役者さんの強烈な個性によって、番組を盛り上げに盛り上げてきた赤石長官。長らくの間、お疲れ様でした。
それはそれとして、赤石長官を倒した大二がギフと契約してラスボスに!?と意味深な引きで終わらせておきながら、予告でライブの新フォームを映して大二が改心するの確定する感じにしちゃうのは、番組の構成としてちょっと下手くそだと思うんですが、いかがでしょうか?(苦笑)
オーバーデモンズ フルゲノミクス!
コンドルなしのフルゲノミクスはオルテカのデモンズが使用していましたが、それを超える4種盛りのフルゲノミクスが登場。
オルテカがフルゲノミクス出来たのは悪魔の力あってこそだと思いますが、悪魔の力を持たないというハンデがありながら、それを特訓で補って悪魔を超える力を得た光くんはまさに仮面ライダー。
お父さんの仇は取れなかったけど、充分一矢報いたと思うぞ。
ただまぁ、モグラゲノミクスも使ってあげてよって気はしましたけど(笑)
モグラゲノミクスは他の4つのゲノミクスと違ってプロップがあるせいで、CGモデルがないだろうし、そもそものプロップはクロコダイルゲノミクスに改造されちゃってるしで、使うに使えなかったんでしょうけどね。
ラスボスはジョージの悪魔か?
このタイミングになって唐突に語られる、狩崎パパからジョージへ悪魔が移植されたという衝撃告白。
そりゃジョージも「what’s!?」って言うわ(笑)
せっかく親子の仲も修復できそうな感じだったのに…
赤石長官も死に、大二も改心しそうな感じになり、ギフ様も大物感が薄れてきたこのタイミングでジョージの悪魔の話が唐突に出てきたということは、この作品のラスボスはジョージの悪魔になるってことなのかもしれませんね。
はたして、どうなるのか…
次回、ライブ新フォーム!
次回は、ヒロミさんが命をかけた最期の変身!?
そして、ヒロミさんの命を使ってライブ新フォーム登場なるか!?
という感じの回。
このライブの新フォーム、胸アーマーとブーツがホーリーライブ、アンダースーツはライブ/エビル共通のもの、前腕アーマーは何かの流用っぽいものということで、ライブ、エビル、ホーリーライブのニコイチならぬサンコイチという仮面ライダーチェイサーマッハみたいな見た目の形態になりそう。
ホーリーライブ全然活躍できなかったので、この新フォームはなんとか活躍させてあげてほしい!(苦笑)