第11話「絶影-SHADOW SLASHER-」
今回は、サブタイ通りヘルマンのメイン回。
暗黒騎士ゼクスこと、ベルナルドとの因縁の戦いです。
かつて、メンドーサの反乱による魔女、魔物狩りに遭ったベルナルドは、ヘルマンとアンナを逃がしてただ一人戦ったものの、守るべき人間たちの愚かさに絶望し、さらにヘルマンとアンナを守るために人を殺した末に、メンドーサの口車に乗せられて暗黒騎士となった…という過去を持つのでした。
なんというか、メンドーサに人生を弄ばれた可哀想な人だったのでしょう…
魔導馬を持ってるってことは、相当優秀な騎士だったんだよねぇベルナルド…
魔導馬をドリルに変形させるという、なんとも天元突破な攻撃をかましてくるベルナルド。
こいつぁ、鋼牙の焼き轟天よりもビックリだぜ!(笑)
あぁ、そういうところはやっぱりゼロだね(苦笑)
「礼は次に会った時だ」
死ぬ間際、かつての人格を取り戻したベルナルドに、別れの言葉を告げるヘルマン。
…これ自体はいいシーンなんだけど、ベルナルドの登場期間が短すぎだし、ヘルマンとの因縁はたしかにあるんだろうけど、作中で大して活躍しないままあっさりと死んだ感じなので、なんとなく全体的に“惜しい”と思いますベルナルド。
設定もオイしいし、もっと“圧倒的な強敵”感を演出してから、こういった退場劇を描いた方が、盛り上がったろうになぁ…
「そんなもの止めてやる! 俺がお前を討滅してな!」
「この国の民は、必ず守ってみせる!」
メンドーサの召喚した巨大ホラーを前にして今! 2人の騎士が悪を討つ!
というところで今回は終了。