特命戦隊ゴーバスターズ Mission2

Mission2「13年前の約束」

今回は、定番の既存メンバーと新メンバーとの確執のお話。

ヨーコはその年齢通り、ヒロムが特別扱いなことが気に入らない子供っぽい子なのかと思われたのですが、実は13年前の約束を忘れていた（と思っていた）のがツンケンしていた理由というのが上手かったですね。

そしてそんなヒロムも、ちゃんと13年前の約束通りに2人のところに帰ってきたいい奴だったと。

敵倒した後の破片回収とは、これまた戦隊シリーズではあまり見られないシーンでしたね。

ただ、そういうことは戦闘チームがやらんでもよかろう(笑)

そういう辺りは、まだまだ子供向けということでしょうか。

今回からOPが通常運行に。

敵の攻撃をかいくぐりながら変形するチダ・ニックを見て、マクロスのOPを思い出したのは内緒だ。

おなじみのタイトルコールもないようで、さすが戦隊の新地平を目指すゴーバスターズです。

ENEOS…　ではなくて、エネトロンのスタンド。

こういうものがある辺り、かなり都市生活の深部にまで食い込んだエネルギーなんですねぇ。

車もハイブリッドや電気自動車などではなく、エネトロン車ばかりということでしょう。

「リュウさんごめん！　おやつ忘れた…」
今回は、ヒロム含め3人のウィークポイントがちゃんと説明される回でもありました。

おやつって、もうちょっと言い方があろうに(笑)

電池切れになってもヒロムと違って全く動けなくなるわけではないようで、そのうち電池切れになっても気合で敵倒す話がありそうですね。

てっきりエンターがコスプレすんのは1話だけかと思いきや、毎回するのかな？

地道な悪役ですね(笑)

変身途中のブルーバスター。

やはり変身後が「上半身のボリュームに定評のある」竹内さんなだけあって、体格の差が歴然としてしまっていますね(苦笑)

ヒロムを抱えて走るニック。

シリアスなようでいて、戦隊らしいコミカルな要素も忘れない辺りには好感が持てます。

「俺がいれば何とかなった」「自信じゃなくて事実、君のせいじゃない」
言い方がストレートというよりは、単にデリカシーがないだけな感じもするヒロム(笑)

要するに、自分が駆けつけていれば何とかなったかもしれないので、君が悪いわけじゃないよ、とヨーコをフォローするつもりだったんでしょうが…

言い方がストレートすぎて逆に回りくどいということかな。

今回のメガゾード転送時間は、ちょい長めの8分45秒。

でも、途中で消火時間に使って短縮しちゃうなら、番組時間とリンクさせる意味はないんじゃないかなと思ってしまいました。

今回のメタロイド、バーナーロイドの声は西凛太郎さん。

シャダムとドウコクですよ。最近は牙狼に出ずっぱりですけども(苦笑)

13年前の約束とは、てっきり両親か姉との約束なのかなと思っていたのですが、「（なくなった転送センターとか人々とかヴァグラスの反乱とかひっくるめて）きっと元に戻す」というゴーバスターズ3人の約束だったというのは、ちょっと感動してしまいました。

その約束のためにちゃんと帰ってくるとは、熱い男じゃないかヒロム。

そしてヨーコも、いい笑顔です。

13年前の事件の話は、もう少し引っ張るのかと思いきや意外とあっさり語られてしまいました。

まぁまだ隠された秘密があったりするのかもしれませんが（3人以外にも、ワクチンプログラムを移植された子供たちがいたとかね）

3人揃ったことで、ようやく3人での名乗りを披露しましたが、個人名を名乗った後は「バスターズ、レディーゴー！」というだけの簡単なもの。

「○○戦隊！」と言わないのは、タイムレンジャー以来ですね。

今回は、3人の特殊能力がより分かりやすく描写される回でもありました。

クロックアップ並（は言いすぎか）の速さで炎を避けるレッドや、ジャンプ射撃するヨーコといった分かりやすい描写以外にも、リュージがサラッと鉄パイプ曲げていたりとか細かい描写が面白かったですね。

ビルに偽装された発進口から現れるゴーバスターエース。いやぁ、秘密のメカって感じがしてかっこいいですね。

リボルバーマンモス用に改造されて以来、あの辺りのビル群には本物のビルほとんどないんじゃないかな(苦笑)

今回はブルーとイエローのバスターマシンも登場。

GT-02とRH-03。どうやらマシンの形式番号は、モチーフの動物と乗り物の名前に由来しているみたい。

ゴリラ・トラックのGT-02とラビット・ヘリのRH-03。

でも、CB-01のBって何だ？　ビークルのB？

戦闘はゴーバスターエースに任せて、2機は救助と消火というのが新しかったですね。3機が合体するまでは、毎回このパターンなのでしょうか。

「もう1本転送しろ！」
いくらワンオフのスーパーロボットとはいえ、武器とか各パーツとかには当然予備パーツがあって然るべきで、もちろん他の戦隊の巨大ロボにもあることなのでしょうが、こうして明確に予備パーツの存在が示唆されることは珍しかったりします。

これなら、2刀流も簡単にできるね(笑)

炎の中で敵を切り裂くゴーバスターエース！

必殺技バンクのない代わりに、毎回こうやってかっこいい必殺技のシーンを新撮する感じですかね？

「君、昔より顔丸くなったなぁ。やっぱり食べすぎで…」
さっきはいいこと言ってたのに(笑)

っていうかヨーコも実弾撃つなよｗ

そして一番恐れるべきは、このセリフが現実にならないこと(苦笑)

誰も、1話と最終話の比較画像とか作るんじゃないぞ!?

早速の再販…　どころかアップグレード商品「レジェンドモバイレーツ」！

これがありなら、ディケイドライバーも劇中使用で玩具未収録だった音声を追加した豪華版とか出せばよかったのにね。再販もいいけどさ。

ということで、2話でした。

確執→和解→でもすぐには仲良くならず…で、2話目としてはわりと綺麗にまとまった感じでしょうか？

言動がストレート故に誤解を招きやすいが、義理堅く熱いヒロム。

まだまだ子供っぽくて人と衝突しやすいヨーコ。

そしてそれをフォローするおっさん…いや訂正、お兄さんのリュウジ。

なかなかいいバランスの3人だと思いますよ。

次回またヨーコがヒロムと衝突するようで、リュウジの気苦労（それほど感じてなさそうだけど）が心配です(笑)

どうでもいいことですが、バディロイドの名前は、パートナーの苗字とモチーフの動物とその動物の食べそうなものをもじってあるんですね。

チーター＋桜田の「ダ」と肉。

ゴリラ＋岩崎の「サキ」とバナナ。

ウサダだけはちょっと変化球ですが。っていうか、ウサギってレタスよりニンジン食ってるイメージなんだけど…

まぁ小学校で飼ってたウサギは、キャベツばっかり食ってましたが(笑)

追加戦士もこのパターンかな？

今さらながら、音楽の雰囲気がゴーオンジャーと似てるなと思ったら、作曲家が同じ方でした。

メカに重きを置くとか、パートナーがいるとか、似てる要素があることからの起用？（関係ないか）