第19話 星の光を追いかけて
感想
トクサツ
今回も前回に引き続き田口監督回。
「トクサツ」なるものにハマった子供が主役。特撮ではなく「トクサツ」。
とんでもなく苦労する、最高の作り物で「トクサツ」とは、上手いこと言いましたな(笑)
特撮ではなくわざわざ「トクサツ」としてるということは、あの世界には特撮を使った映像作品はないということなのでしょうか?
あの世界に怪獣が現れるようになったのはつい最近のことなので、怪獣被害に遭われた人たちに配慮して怪獣映画が作られていない…みたいな裏設定はないと思うんですけどね。単に、特撮文化があまり育たなかった世界なんでしょうか。
将来的には、あの少年がやがて田口監督みたいになる未来なら素敵だなと思いました。
全くこの話の感想ではないんですが、特撮作品の裏側を知りその撮影方法に憧れる…という描写を見て、ちょっとだけ筆者の子供時代を思い出しました。
筆者ぐらいの年代の人間は、子供時代に「ウルトラマンになりたかった男」という円谷プロを舞台にしたドラマがあったり、「仮面ライダーZO」「仮面ライダーJ」のVHSにメイキング映像が付いていたり、特撮作品の舞台裏を紹介するようなコンテンツがちょこちょこあって、ヒーローだけでなく特撮という手法そのものにも憧れを抱きやすい世代だったんですよね。
なのでおそらく、同じようなきっかけで映像業界で活躍してる人もいるのではないかと。
筆者は結局、憧れは憧れのまま今も特撮ヒーローを見続けるだけの大人になってしまいましたが…(遠い目)
バグリゴン
今回の怪獣は猪突猛進怪獣バグリゴン。
別名が四字熟語なのが、アニメのグリッドマンシリーズの怪獣みたいですよね。
バグリゴンそのものは赤い石を目指して猪突猛進していただけのやつだったので、それ以上でもそれ以下でもないってほど情報皆無でしたね。これだったら別に新怪獣じゃなくて、既存の怪獣でよかったんじゃないかと(苦笑)
バグリゴンを誘き寄せていた赤い石、人間の負の感情を吸収していることの説明こそあったものの、トクサツ少年のドラマとはあまり噛み合ってない感じがあったので、もしかすると次回以降も登場するのかも。
ラスボスへの伏線だったり?
赤くなった時の見た目が米唐番にしか見えなくて、あんま邪悪な存在には思えなかったですけども。
次回、恐竜怪獣登場
次回は、恐竜っぽい見た目の新怪獣登場。
トリケラトプスっぽい見た目のウルトラ怪獣というと、「ネオス」のキングダイナス思い出しますよね。
そういえば今年はちょうど「ネオス」の誕生から30周年、OVから数えても25周年のアニバーサリーイヤー。ないとは思いますが、ネオスと21が客演してくれたら面白いなぁ。



