第24話「滅亡への遊戯」
感想
ラスボス、デストルドス現る!
いよいよ最終回一つ前ということで、今回はついにラスボス怪獣のデストルドスが登場!
前回のブログで、ラスボスは合体怪獣かな?的な予想を書いていたんですが、予想通りの合体怪獣でした。
背中にレッドキングの頭が生えているのは予想的中だったのですが、その他の怪獣は全然予想外。
- レッドキング
- クレッセント
- ダンカン
- アーストロン
- バードン
- サタンビートル
- マジャバ
ウルトロイドゼロをコアとして、これだけの怪獣の要素を融合!
って…
怪獣のチョイスがマイナーすぎでは…?(苦笑)
アーストロンやバードンなんかは近年の作品にも出てきてますが、その他は、今は着ぐるみがないであろうって怪獣ばかり。
背中のトゲがサタンビートルの腕だったなんて、誰が想像したでしょうか?(笑)
グレートの登場怪獣であるマジャバが、しっかりオーストラリアで休眠していたのもいいですね(「ウルトラマンG」の舞台がオーストラリアなので)
あと、ソフビの造形を見る限りですが、足の先はタッコングのもののように見えます。
着ぐるみの造形とは違うように見えるので、もしかすると当初の予定ではタッコングも吸収される予定でデザインが作られたものの変更になった?のかなと思ったり。
何はともあれ、こんなドマイナーな怪獣をチョイスした合体怪獣が令和の時代に誕生するなんて、思ってもなかったので面白かったです(苦笑)
ジャグラーの目的
昔、大きな樹を切ったことがあってな
戦争を止めるため、自分の正義を貫くためだった
だが全てを否定されたんだ
だからそのオモチャがいるんだ
自分の正義が絶対だと思ってる連中に、その正義の危うさを味わわせるためにな
明かされる、ジャグラーさんの目的。
何というか、このひねくれ方がジャグラーさんって感じです(苦笑)
その動機の根源にあるのが、オリジンサーガでの戦いってのがいいですな。
ウルトラギャラクシーファイトで惑星カノンが登場したことといい、オリジンサーガのことをほじくり返すの、円谷さん好きですな(笑)
ジャグラーさんとしては、最終的に作られる強力な特空機(ウルトロイドゼロ)そのものが目当てで、ストレイジの隊長をやってたのはついでだったってことなんでしょうが、なんだかんだでウルトロイドゼロよりもハルキの命を優先してしまう、ジャグラーさんの闇に堕ちるに堕ち切れないところ、好きです。
しかしまぁ、ヘビクラ隊長が宇宙人だったこともバレましたし、長官やヨウコまで宇宙生物に乗っ取られた実績も出来ちゃいましたし、たとえこの戦いが無事に終わったとしても、この地球の防衛軍、もう解散じゃないかなぁ…(苦笑)
ハルキの正体バレ
ウルトラシリーズの見どころといえば、やはり最終回近くでの正体バレ。
ハルキは特に明言したわけではなかったですが、バコさんが全てを察してハルキを見送るってシーンが、静かなものの非常に熱かった。
やっぱりこう、仲間に正体を明かすってヒーローものの王道パターンなんですけど、今やウルトラシリーズくらいでしか見られませんから貴重ですよね。
あのやりとりだけで、全てを察するバコさんもさすがです(笑)
初代マン最終回のオマージュ
デストルドスに敗北したゼットとハルキの会話シーンは、初代マン最終回でマンを迎えに来たゾフィーのシーンのオマージュ。
第1話では初代マンの1話のオマージュをしていましたから、ちゃんと対をなすように最終回のオマージュを入れてきたわけですね。
こういうの、昔からのファンとしてはニヤリです。
次回、ウルトラ最終回だぜ!
次回はいよいよ最終回!
ヨウコは無事に救い出せると思いますが、はたしてストレイジは、地球防衛軍はどうなってしまうのか…?
ヘビクラ隊長はこの地球を去る?
ハルキとゼットは分離する?
気になることばかりですが、全ては次回、最終回で!