第32章「僕の想い、結晶となりて。」
感想
タテガミ氷獣戦記!
あれは何だ!
ゴッドマンか!?
ライオン丸か!?
メガロマンか!?
いや、仮面ライダーブレイズ タテガミ氷獣戦記だー!!
というわけで今回は、ブレイズの最強フォーム登場回でした。
いやぁ、やっぱりライオンのヒーローにはたてがみが必要ですよね! まぁ、先に挙げたたてがみヒーローの中に、ライオンは1人しかいませんけど(苦笑)
これまで強化形態が青系統ばっかりだったブレイズが、最強フォームで一気に白系統の姿になって、イメチェンもばっちり。やっぱり、フォームチェンジしたら見た目がガラッと変わった方がいいですよね。たてがみがあるヒーローって先述のように赤×白のヒーローが多いのに、ブレイズは青×白なのもクール。
白い体に、白いたてがみが映えます。まるで白獅子仮面のよう(また違うヒーローで例える…)
その最大の特徴であるたてがみが、翼や尾びれになる能力も面白い。まさに百獣の王に相応しい能力。まぁ次回以降ほとんど使われないでしょうけど(笑)
戦うタテガミ氷獣戦記に、歴代の水の剣士たちの幻影が重なる演出も熱かった。こういう演出が出来るのも、力を継承していく設定のあるヒーローならでは。
師匠の仇であり、これまでさんざんその因縁が描かれてきたズオスを最強フォームの力で見事に倒し、最後に幻影の師匠と会話するというのも非常に綺麗な流れ。タテガミ氷獣戦記のライドブックが登場する伏線が、これまでに全然張られていなかったのはちょっと残念ですけども、いい最強フォーム登場回でした。
ズオス散る
そんなわけで、タテガミ氷獣戦記に圧倒されてtoズオスは無事にその生涯を終えました。
かつては根っからの悪人ってわけではなかったという設定を反映してか、レジエルもズオスも、死ぬ時はやたら爽やかなんですよね。
コッテコテの悪を倒してスカッとしたいものなんですが、現代ではなかなかそうもいかないのが寂しいところ。
ところで、これで残る幹部メギドは1人だけに。
今は対立している剣士たちも最終的には正義の下に一致団結するはずなので、そうなると現段階で敵らしい敵はストリウスとマスターロゴスだけ。
あと15話くらいあるのに、敵少なすぎません…?(笑)
飛羽真、デュランダルの能力見破る
そんな倫太郎主役回の裏側では、飛羽真とユーリがデュランダルと戦闘。
「あいつの能力は瞬間移動じゃない」と、デュランダルの能力を見破る飛羽真。突然どうした。
これといった説明がなかったので本当のところは不明ですが、描写を見る限りは、ゆっくり動く周りに対して自分は普通の速さで動くというものだったので、結局のところ高速移動だったということなのでしょうか?
セイバーや最光と戦っている自分とは別に、彼らの背後に回るもう一人の自分が同じ時間に存在していたようなので、その辺りは時の剣ならではの時間操作なのだと思いますが。
でも結局のところ、デュランダルの能力の正体がどうあれ、あの人ここぞというタイミングで背後に回るという戦術しか取らないので、そりゃ何回か戦ってれば対策されて当然だと思いますが(苦笑)
次回、シンケンゴールド現る!
次回はマスターロゴスがいよいよ前線に!
マスターロゴスが剣持ったら、それはもうシンケンゴールドなんだよなぁ…(笑)
今回のラストで、あからさまにセイバー最強フォームのライドブックになりそうな本をストリウスが見つけていたので、そろそろセイバー最強フォームが出るとなると、その相手はマスターロゴス?
となると、いよいよ敵キャラクターがいなくなってしまいますなぁ。