第29章「その時、剣士が動いた。」
感想
総集編
サブタイがなぜか「その時歴史が動いた」のパロディになっている今回は、倫太郎のメイン回で、新ライダーの登場回。
それにしても、なぜ「その時歴史が動いた」なのか(苦笑)
「俺たち3人、お互いを信じ、助け合う。仲間として、友人として」
今回一番熱かったポイントとしては、やはり飛羽真のこのセリフ。
飛羽真が命がけでサウザンベースに侵入してまで、倫太郎を助けようとする理由が、10話で交わした3人でのなんてことない約束だったというというのは激アツ。
さすが、ベテラン長谷川圭一さんの脚本は熱い。
たった20話ほど前の出来事なのに、この頃は賢人も闇堕ちしてなくて、倫太郎も純粋に組織のことを信じられて、平和だったよな…(遠い目)
仮面ライダーデュランダル!
そして、そんな倫太郎を粛清するべく現れた神代凌牙は、仮面ライダーデュランダルに変身。
悪役感ぷんぷんのマスター直属の剣士で、倫太郎の粛清のために出てくるという役割に相応しい凶悪な面構え。とても世界の均衡を守るために戦うヒーローには見えません(笑)
敵ライダーとしてはかなりの強敵というポジションな上に、マスター直属なので位も高いのでしょうが、デザイン的にはジャオウドラゴンのマントみたいに威厳を感じさせる装飾がないので、イマイチ強そうに見えないが悩みどころか。
武器の時国剣界時が三又槍になるのは海皇ポセイドンのイメージなのでしょうが、剣と槍に変形するギミックの都合上、特殊能力のワープを使う度に剣の刃の部分を掴むのは、ちょっとカッコ悪い気も(苦笑)
デュランダルを演じているのは、今井靖彦さん。今井さんがレギュラーでライダーに入るのは、たぶんチェイサー以来?
サソリオレンジ以降、目立ってヒーロー役をされていなかったので、久しぶりに仮面ライダー役なのは嬉しい!
魔進チェイサーなどからも分かるように、今井さんの屈強な体格は敵キャラクターとして非常に映えるのですが、だからこそデュランダルにはマントとか腰布とかのヒラヒラした装飾が欲しかった…!(笑)
エレメンタルドラゴン、そういう効果なのか
ブレイズがエレメンタルドラゴンのワンダーライドブックを使いましたが、属性攻撃が強化される程度の効果だったようで少々残念(苦笑)
やはりプリミティブドラゴンとセットで使わないとフォームチェンジまでは出来ないのか。
まぁでも、他のライダーでもエレメンタルドラゴンを使えるってことを描いたのは見事でしたよね。
これで、最強フォームが出てエレメンタルプリミティブドラゴンがお役御免になっても、エレメンタルドラゴンの本だけは他のライダーが使えばいいって分かりましたし(笑)
次回、芽依がメギドに!?
次回は引き続き倫太郎のメイン回。
なんか、パワーアップは飛羽真ばっかりですが、扱いとしては倫太郎の方が主人公っぽいような…(苦笑)