第47話「狩崎の反乱、変身の代償」
感想
仮面ライダージュウガ
ラスボスを倒して束の間の平和が訪れたと思いきや、真のラスボスが現れる…というありがちと言えばありがちなパターン。
というわけで今回は、ギフ無き世界に突如として降臨した最後の敵、仮面ライダージュウガ誕生の回。
数話前にジョージの悪魔の話題が唐突に出てきたので、それがラスボスの伏線なんだろうとは思っていましたが、まさかまさかの悪魔の方ではなくジョージがラスボスになる展開。
まぁ、口では「人類の未来のため仮面ライダー(=ギフの力)を駆逐する」なんて言っていますが、真の目的は別にあるって露骨に匂わされていますので、今はただ偽悪的に振舞ってるだけなんでしょうけど。
思わせぶりに、ダディのお墓にベルトお供え(?)してますし。
唐突に語られたはずのジョージの悪魔の方は、「あんたの悪魔はもういない…」とこれまた唐突に存在を消されてしまっているので、おそらくジョージの悪魔がこの物語を締めくくるカギとなるのでしょう。
そんなわけでジョージが変身した、仮面ライダージュウガ!
これぞ敵ライダーだよね!っていう説得力にあふれた見た目。
ジュウガのジュウは、リバイスの初期バイスタンプ10種の力を使えることにちなんだネーミングだと思うんですが、ガって何…?
って思ってたんですが、テレ朝公式サイトを見て解決。
各部の名称に、
- マイティ
- ドラド(ドラゴン)
- ペガス(ペガサス)
- ティターン(タイタン)
- ライジング
- アメイジング
という風に、クウガの各フォームの名称を冠した名前が設定されているので、ジュウガのガはクウガのガだと見て間違いないでしょう。レジェンドライダー好きと設定されているジョージなら、全然おかしくないネーミング。
そう思ってジュウガのデザインを見てみれば、顔の半分とかどことなくクウガをイメージしてるような、クワガタっぽいようなデザインに見えてきます。
いやまぁ、右肩アーマーが「劇場版カブト」のカブトムシ系ライダーの肩アーマーに似てるので、クワガタってよりはカブトムシのライダーに見えるよねってツッコミは置いといて。
スーツは、顔以外はおそらく劇場版に登場したキマイラやダイモンのリペイント。
ということはつまり、四肢はリバイのバリッドレックスのリペイント。
ベルトがキメラドライバーの発展型なので、スーツがキマイラやダイモンのリペイントなのは理にかなってるといえば理にかなってるのですが、劇場版ライダーがこうも早く改造されてしまうのは意外です。
次回作の「ギーツ」が序盤から多数のライダーが登場する作品になったので、スーツ製作のマンパワーをそっちに割くためなのかなーと邪推してみたり。
次回、ジョージの真意とは?
次回は引き続き、三兄妹とジョージとの戦い!
はたして、ジョージの真の目的とは!?
そして一輝は、全ての記憶を失ってテッカマンブレード状態となってしまうのか!?
残り3話、いったいどうなる!?
ギーツに青島心さん出演!
ところで皆さん、「仮面ライダーギーツ」の制作発表はご覧になりましたか?
「ギーツ」に青島心さんがレギュラー出演決定!
青島さんといえば「絶狼 DRAGON BLOOD」のヒロイン、尋海アリス役で特撮ファンにも既にお馴染み。
既に知っている人が新番組に出るってのは、なんとなくワクワクするものです(笑)