第5話「世直しライダー!裏切り者は誰だ!?」
感想
ライオンゲノム!
今回は、新ライダー登場回の前編。
まぁ、今回のお話は今回だけできっちり片付いているので、前後編として扱ってよいかは微妙なところですが。
ストーリーとしては、迷惑YouTuberがデッドマンを生み出していたり、その迷惑YouTuberの謝罪動画を囮にして敵を誘き寄せたり、実に今風な題材を取り入れた内容。
こうしてフィクションの世界でもその存在が描写されるようになったかと思うと、迷惑YouTuberという存在が一般にも浸透してきたんだなとしみじみ思いますね。
浸透してほしくはないか(笑)
そんな今回の新しいバイスタンプは、仮面ライダークウガの姿をモチーフとした、ライオンゲノム!
あんまりファイズ感のなかった前回のプテラゲノムと比べ、だいぶクウガの雰囲気は感じられるデザイン。元々クワガタがモチーフのクウガにライオンを混ぜるのはどうかと思いますが、まぁゲノムチェンジってそんなもの。
リミックスして招き猫になった時は、さすがに「えっ?」って本当に驚きましたが、ギャグ演出でよかった(苦笑)
リバイスライオンは、CGを見る限りどう見ても頭になるパーツが全然足りてないので、玩具で再現する気ゼロだと思いますが、はたしてこの合体を再現する玩具は出るのか…
仮面ライダーエビル!
迷惑YouTuberの話と並行して、フェニックス内部にいる裏切り者の暗躍が描かれるのが今回のもう一つのストーリー。
バイスタンプ盗難時に思いっきりヒロミ(変身失敗おじさん)の身分証が使われていたり、若さんもヒロミを怪しんでいたり、当のヒロミも裏切り者スマイルしていたりで、もう誰がどう見ても怪しいのはヒロミ。
でも、ここまでヒロミが怪しいのに裏切り者の正体がまだ伏せられてるってことは、ミスリードなのかもしれませんなぁ。
そして登場する新ライダー、仮面ライダーエビル。
超ピュアに物語を見るならばヒロミが変身していると考えるところでしょうが、先述の通りミスリードの可能性もあるので、まだ何とも言えないところ。
ヒロミが裏切り者であるか否かと、ヒロミがエビルであるか否かは、別の話なんですよね。
裏切り者ではあるけどエビルには変身してないかもしれないし、ヒロミがエビルかもしれないけど裏切り者は別にいるかもしれないわけで。
裏切り者をこれまでに登場したことのない未知のキャラクターにする可能性は低いので、まぁヒロミが裏切り者である可能性は高いですが、TVに初登場した仮面ライダーバースに後藤さんが変身していると視聴者の誰もが思っていたら、全然見たことのない未知のキャラクター(伊達さん)が出てきたというパターンも過去にはあったので、エビルに変身しているのは新キャラクターという可能性は無きにしも非ず。
とりあえず次回を待ちましょう。
それにしても仮面ライダーエビル。仮面ライダーエボルとほぼ名前かぶってんですわ…(苦笑)
昨年のブレイズとブレイブだったり、一昨年のアークゼロとアークだったり、ほぼ名前が一緒の仮面ライダーが出てくるのも恒例になった感はありますが。
クウガ以降、既に23番組も仮面ライダー作品があり、1作品につきスーパー戦隊以上の人数の仮面ライダーが出ることも珍しくなくなった昨今、仮面ライダーの名前に使えるカッコいい単語の選択肢が年々少なくなっていることを実感します。
女児向けにほぼ同じ問題を抱えているプリキュア共々、ネーミングを考える方々には今後ともなんとか頑張ってもらいたいところ。
次回、ゲノムチェンジなし
次回は予告時点では新しいゲノムチェンジが無し。毎話新しいゲノムチェンジを出してきたのに、急に無くなると違和感が凄いです。
エビルの正体にスポットが当たるので、ゲノムチェンジしてる場合ではないということ?
それにしては、エビルのベルトのCMがまだ流れないのは不自然ですが…(笑)