Episode 11「そのままの君でいて」
感想
マン&セブン VS エース!
今回は、3大ウルトラマンの戦いから、進次郎の正体バレまで盛り沢山の回!
ウルトラマン同士の戦いなんて、平成ライダーみたいですよね(笑)
原作マンガだと、エーススーツと違ってマンとセブンのスーツには転送機能がないので、進次郎は擬態装置でスーツを着たように見せかけつつ生身でエースと戦って殴られたわけですが、アニメでは最初から転送機能があるので普通に戦います。
まぁ、ガチバトルするのは諸星の仕事ですが。
アニメで大きく変更! 進次郎の正体バレ
アニメ版でも特に原作から大きく変わったのが、進次郎の正体がレナに早々にバレてしまうこと。
原作のレナも一応、進次郎の後ろ姿にウルトラマンの姿を重ねたり、正体をかすかに察するような描写はあるのですが、この段階ではアニメのように明確に正体を察するシーンはなかったですね。
一時の別れで、電話越しに応援のメッセージを送るシーンはよかったのですが、ウルトラマンシリーズで正体バレといえばクライマックスの目玉イベントってイメージが多いので、やっぱりもっと後の方に取っておいてほしかった…ってのは、ウルトラファン的には思うところ。
いや、このアニメだけ見るとたしかに11話は終盤なんですけど、原作はまだまだ続いてるので、実際はまだ中盤か序盤のはずなんですよね(笑)
アニメ制作の段階ではシーズン2の制作が決まってなくて、こういう展開になったのかもしれませんが。
その他、原作からの変更点
- 対エース戦と、進次郎の人命救助の順番が入れ替え
- 諸星が、自分が異星人だと明かすセリフが削除
- レナのニューヨーク行きが早い
細かく挙げると他にもありますが、大きくはこんなところ。
原作では、進次郎が(生身で)人命救助をした後に、北斗の恐喝現場に行くように命じられてエース戦に繋がっていくわけですが、アニメ版では逆に。
レナとの別れのシーンをクライマックスに持ってきたかったんでしょうね。
また、レナがニューヨークに行くのも原作だともう少し後。
光太郎(タロウ)が出てくるニューヨーク編に移ってからぐらいなのですが、これまた、レナとの別れのシーンをシーズン1のクライマックスに持ってきたかった故の変更でしょうか。
セブンとエースの対決中に、諸星が自分は異星人だと進次郎に明かすセリフが原作にはあるのですが、これも削除。
諸星の異星人設定が活きてくるのは、やはりこれもニューヨーク編からなので、シーズン2の制作が決まってなかったせいで、シーズン1に収まりきらない伏線は削除したのかも。