第6話「最悪のm/白い牙」
感想
6話はマンガの14話から15話まで
アニメ第6話は、マンガ単行本2巻の14話から15話まで。これにて「最悪のm」編も終了。
今回は、アニオリでちょこちょこセリフやシーンの順番を入れ替えたり、追加のセリフがあったりしつつも、ほぼ原作通り。
ただ、アニメ1話につき70~80Pの原作マンガを消化していた「tに気をつけろ」編に比べると、今回のアニメ6話は40Pくらいしか原作がないので、全体的に間延びしていたというか、引き延ばされていた印象。
メモリガジェットの紹介シーンもマンガよりさらに丁寧ですし。
まぁ、マンガのここの話、1Pにメチャクチャ大量のセリフがあるページがあったりして1話の中にお話を詰め込んでる感があったので、逆にアニメで引き延ばされてちょうどよくなった感じなのかも(笑)
前回の記事でうっすらと期待していたファングジョーカーのテーマソングはさすがに無し。
まぁ、これは過度な期待だったので無くても全然OK。
また、マンガの通りに今回で仮面ライダーアクセル初登場!
で、マンガの通りに後ろ姿で佇む1シーンのみ(笑)
ファングジョーカー!
前回初登場したファングジョーカーですが、今回から初戦闘。
(先述の引き延ばしの影響か)マンガよりも、さらに特撮版のそれよりも丁寧に描かれるファングジョーカーへの変身が凄い!
仮面ライダーWは変身の過程で体色が一時的にグレー系になっているのですが、今回はそれが拡大解釈されたようで、グレー系のままフィリップの体がWに変わり、変身完了した段階で色がつくという描写に。
さらに、全身のトゲが鋭利になる前の、素のWの色違いみたいな状態も登場。
スーツという形が固定されている実写特撮では難しい、アニメならではの表現がいいですなぁ。
マンガだといまいち表現が難しかったファングストライザーも、ほぼ特撮版の動きを再現!
改めて、アニメになってよかったって感じ。
次回どうなる?
次回は、マンガだと短編の「cは何処に」編なんですが、ここをアニメ化するのかしないのかが気になるところ。
「cは何処に」をやらない場合、残りの6~7話は単行本3巻と4巻を原作消化することになりますが、4巻って最終回って感じの話でもないんですよね。
「cは何処に」をやる場合、ページ数が60Pくらいしかないので普通に原作消化すると1話で終わっちゃう。でも2倍の2話に引き延ばすと相当アニオリ要素を入れないといけない。
はたして、どのような采配が行われているのか…
こういうのを想像するのが、原作ありアニメの楽しいところですな。