ドン35話「おりがみのうた」
感想
指名手配に松竹梅があるなら、松ね
今回はなんと、犬塚が謎の空間に捕まって、獣人が犬塚をコピーしてしまうという超重要エピソード。
まぁ、その重要な部分はラストの5分くらいで、それ以外は雉野が猿原をバカにしてたりとか、青春が爆発ファイヤーしてたりしたわけですが…
なぜか警察が獣人のことを把握していて、犬塚に司法取引的に獣人についての捜査協力を依頼したり、本物の夏美の居場所も分かったり、ようやく本筋のストーリーが動いている感じになってきました。
指名手配されていた理由が獣人絡みということで、ここ数話は完全に主役扱いの犬塚さん。いまだに仲間の正体を知らない“またしても何も知らない犬塚翼さん(25)”状態にもかかわらず、これだけ物語に絡めてるんですから、本当ドンブラは戦隊シリーズ史に残る凄いことをやっている戦隊と言えるでしょう。
この苦難を乗り越えて、犬塚と本物の夏美が無事に幸せな結末を迎えられるといいのですが、井上大先生の脚本なのでそうはならないんだろうなぁ…
あ、雉野はヤベー奴なので幸せにならなくてOKです(笑)
バトル面では、ゴールドンモモタロウがさらにアバターチェンジして、ゴールドントッキュウ1号(仮)に。
他の戦隊だったら絶対やらないようなメチャクチャな先輩の使い方をするのが、ドンブラの面白いところ。
変身バンクで、胸アーマーのない貧相なドンモモタロウが出てくるところが個人的なツボでした(笑)
ライブマン鬼
今回の鬼はライブマンがモチーフの超獣鬼。
顔がもろにライブロボなデザインがよかったですねー!
「青春爆発ファイヤー!」や「明日に生きるぜ!」といったOP・EDの歌詞をオマージュしたセリフがあるのもいつも通り。
青春爆発ファイヤーを食らったビルがワイヤーフレームになるのは、ライブマンの変身バンクでスーツがワイヤーフレームで表現されてることのオマージュ。ジュウレンジャーの変身バンクとか、あの頃は変身バンクにワイヤーフレーム使うの流行ってたなぁ…(しみじみ)
超獣鬼ングが使ったパームガンやエルボーガンといった技は、ライブマンではなく敵のドクター・マゼンダの技。
ドクター・マゼンダはライブマン3人の元友人で、OPナレーションの「友よ、君たちはなぜ~」の「友」に当たる1人なので、ライブマンの鬼がマゼンダの技を使うのはちょっとエモかったりしますね。
次回、トラドラオニタイジン極!
次回は、最強ロボのトラドラオニタイジン極がついに登場!
さらに、犬塚主役編もついにクライマックス!?
犬塚はどうやら助かりそうな気がするけども、はたして本物の夏美の方はどうなってしまうのか…