ドン24話「むすこ、ににんばおり」
感想
母と子の物語
今回は、タロウを息子と思いこんだ女性と、息子のフリをするタロウの(一応)心あたたまる物語。
たまたま家にやってきた運送業者を息子と思い込んで甲斐甲斐しくお世話するお母さんだったり、俳句をバカにされてキレるブルーだったり、嫁をバカにされてキレるピンクだったり、JKなのに既婚者のフリをするイエローだったり、今日も今日とて狂人しかいないドンブラ世界。
そんな狂人たちに振り回される最強の狂人、桃井タロウ。
でも、名も知らぬ本当の母の面影を感じ、その人のために弾けるようになったピアノを誰に聞かせるだけでもなくただ1人タロウが弾いているだけのラストは、なんだかんだでいい話… だったような気がします。
同日放送の「リバイス」が父と子の物語を描き、こちらでは母と子の物語を描いていて、家族をテーマにしたいい1時間だった… のかもしれません。
お母さん役は、片岡京子さん。
永谷園のCMの常連なので、ニチアサをリアルタイムで視聴している人には非常に見覚えのある役者さんだったのではないでしょうか?
冒頭でタロウが届けた荷物が、おそらく永谷園のCMつながりでお茶漬けセットになっていてニヤリ。
カクレンジャー鬼
今回の鬼はカクレンジャーがモチーフの忍者鬼。
これまで手裏剣鬼、劇場版の忍風鬼と出ていたので、これで忍者戦隊の鬼はコンプリート。
カクレンジャーの鬼ですが、見た目はなぜかニンジャマン風。
忍者鬼ングは警察鬼ングの頭の改造っぽかったのであまりカクレンジャー要素はなかったし、手裏剣鬼と忍風鬼の存在を知らなかったら、今日の回だけ見てもカクレンジャーの鬼だとは分からなかったはず(笑)
月夜をバックに走ってくるのだけはもろにカクレンジャーでしたが。
ちなみに、冒頭でタロウが届けた荷物の送り先の住所が「~留姫(るひめ)」となっているので、おそらくニンジャホワイトの鶴姫にかけたもの。
なぜか毎回お届け物の小ネタにだけは気合を入れるドンブラザーズであった…
次回、雉野無職になる
次回は雉野が無職になる話。
あのー、井上大先生そろそろトラドラオニタイジンの販促を…
あ、興味がおありでないですか(苦笑)