ドン8話「ろんげのとりこ」
感想
ある意味、一番人間らしいキジ
今回は、みほちゃんが魔進鬼に誘拐された結果、雉野の闇の一面が垣間見えたり、タロウとソノイがお互いの正体を知らずに仲良くなったりといったサスペンスに満ち溢れた回。
脳人に倒された鬼は人間に戻れずにそのまま消滅してしまうということを知りながら、あえてドンモモタロウを妨害して魔進鬼をソノイい倒させるキジブラザー。
嫁を傷つけた人間は万死に値するという精神性は、ピンクどころかむしろブラック。
一介のサラリーマンと見せかけておいて、一番ヤバい奴はこいつだったぜ…
まぁ、ドンブラザーズって別に「地球防衛」みたいな大義名分の元に集まったわけではなく、タロウ以外は勝手に選ばれただけのただの一般人の集まり。
だから、そこに選ばれた人間たちがヒーローに相応しくない考えを持った人間であったりしても、それはむしろ当然なことなのかも。
ただ、相手のみほちゃんがどうにもただの一般人じゃなさそうなので、その正体を嫁を傷つける奴絶対殺すマンの雉野が知ってしまった時に、何をやらかすのかが心配ではありますが…(苦笑)
一方で、タロウとソノイは共に火事の現場から逃げ遅れた人々を助け出し、お互いを認め合う仲に。
変身後は敵対する関係でありながら、変身前は仲良くなるすれ違いの展開、「アギト」とか「555」とか「キバ」で見たぞ~ 井上大先生~(笑)
こういうすれ違い展開をやるのを井上大先生が全部決めてるわけではないでしょうが、こうも井上大先生がメインライターの作品にそういう展開が多いということは、他の制作陣も井上大先生にそういう脚本を書いてほしいってことなんでしょうねぇ。
キラメイジャー鬼
今回の鬼はキラメイジャーがモチーフの魔進鬼。
キラメイジャーがモチーフなら、宝石に加えて車の要素もデザインに入れてくるだろうと思っていたんですが、宝石だけでしたね。
だがこれは裏を返せば、後々にこの魔進鬼をリペイントして、ゴーグルファイブがモチーフの大鬼として登場させることがほぼ100%確定したと思っていいのかも?
※ゴーグルファイブは宝石や新体操がモチーフ。
あぁ嫌ですね~ オジサンになるとこういうメタ的な見方をしてしまって(笑)
ドンリュウソウモモタロウアルター!
1話以来、他の戦隊に全くアバターチェンジしてこなかったのに、思い出したようにアバターチェンジするドンモモタロウ。
そしてこれまた思い出したかのように、リュウソウジャーギアでドンリュウソウモモタロウアルターにアルターチェンジ。
リュウソウジャーのギアは1話で入手しているので、トッキュウジャーアルターより先にこっちの方が早く使えてたはずなんですが、なぜ今まで使わずにいたものを今になって使ったの?
いやまぁ、おもちゃが近々発売されるからなんですけど。
あぁ嫌ですね~ オジサンになるとこういう(ry
次回、ロボタロウ!
次回はドンモモタロウがロボタロウに!
ドンブラのロボ戦はこれまでアルターの割合が高かったので、これでようやくまともなロボ戦が見られそうな感じですなー