今回は渋川のおじさんのメイン回。
期間の長い作品なら、やはりこういうバラエティに富んだ話が1本は欲しくなりますね。
「太陽は沈んだら見えなくなる。でもね
見えないだけで、地平線の向こうではずっと輝いてるんだよ
見えないところで輝いてる光もある
ヒーローなんてのはそんなもんなんだよ」
父、一徹の姿に幻滅した娘、テツコに優しく語り掛けるガイ。
カッコいいなぁ。
テツコ含め、複数の女性を騙していたイケメンの正体はシャプレー星人。
「この星は、まさに俺の“人間牧場”さ!」
今回の「サブタイを探せ」は、ウルトラセブン22話「人間牧場」から。
セブンの人間牧場も、女性ばかりを狙った計画でしたが、こっちのシャプレー星人が女性ばかり狙っていたのもそれにかけてるんですかね。
シャプレー星人は原典では地球のウルトニウムを狙う星人でしたが、今回はヤセルトニウムを使って地球人の生体エネルギーを奪うのが目的。
何らかの鉱石に関わってるのは昔も今も一緒。
角があるだけで全然別の怪獣に見えるんだから、不思議だ。
スーパーガン、ちゃんと弾丸を込めるギミックまであるとか凄いやん…
「あばよ」
今世紀最大にカッコいい「あばよ」キターッ!www
なんで慎吾ちゃんにナパームをバックに見得切らせるねんwww
そんなわけで、慎吾ちゃんが最高にカッコいい回という異色の回でした(笑)
やはり彼がラスボスなのか。
コメント
柳沢慎吾氏がメインで、ここまでかっこいい回が作られるとは思いませんでしたね…。いつもの陽気なキャラとは違う、隊員としても父親としても男らしくてかっこいい渋川に拍手を贈りたくなりましたね。押されながらも格闘でシャプレー星人に間然と立ち向かい、オーブとの信頼感も見事に醸し出して、最後はナパーム爆発を背景に最大級に痺れる「あばよ!」で決めてくれるとは…。ツラい展開が続いた後に見るには素晴らしい爽快感を味わえる回でしたね。
渋川に年頃の娘がいるとは思いませんでしたね…。母親のことは一切触れられませんでしたが、亡くなってたりするんでしょうか…。そうだとすると、渋川家の苦労が偲ばれますね…。年頃の娘のキャサリンことテツコ(徹子?)役の荒川ちか氏は迫真の演技でしたね。名前はたまに拝見していたんですが、お芝居を見るのは初めてだったので、その名演に驚きました。これからの活躍を応援したいですね。