第146話 「マックス救出作戦 つかみとれ!未来」
前回から引き続きで、今回はマックスの最終回を放送。
放送当時も、土曜の朝だったんだよなぁコレ(苦笑)
「カイト。ずーっと、マックスとして戦ってきたんだね。あたしたちが出会った、あの時から」
ヒロインの前で初めて正体を明かすという、ウルトラ的名シーン。
ミズキのセリフがとにかく良い…
マックスを救うために、DASHによるマックス救援作戦が始まる。
「でも、マックスギャラクシーをどうやってマックスの所まで…」
「マックスギャラクシー?」
「あ、いや… マックスがそう言ってたんです」
テレビの前の視聴者には周知の事実でも、劇中の登場人物にはマックスギャラクシーの名前は浸透していない。
マックスと一体化しているカイトだけがマックスギャラクシーの名前を知っている。
こういう描写をさり気なく入れてくるところがいいですよね。
「ここまで来て、諦めるか! 俺だって… 俺だって、マックスなんだぁぁぁ!!」
最後まで諦めないカイトが、マックスギャラクシーを介して再び一体化することで、復活を遂げたウルトラマンマックス!
ではなく、宇宙まで伸びたギャラクシーソードでギガバーサークを一刀両断!
まさに「最強最速」の名に相応しい活躍っぷりを見せたマックス、最後の戦いであった。
そして遥か未来、宇宙へ向けて旅立つカイトの孫と、それを見送るエリー。
「マックスに会えるかしら」
「会えたら、伝えてほしい言葉があったんだ」
「なぁに?」
「私たちは、未来を掴めたよ。って」
この最終回から約10年後にマックスがウルトラマンXに客演した時、マックスは“カイトが未来を掴んだ”と知っていた。
だからきっと、カイトとミズキの孫は、あの後無事にマックスに会って、カイトの、地球の未来を伝えることが出来たんだ。
改めてこうして見てみて、この最終回は本当に素晴らしかったし、Xの客演回は本当に愛にあふれたものだったんだなぁと再認識できました。
コメント
久しぶりに見ましたが、改めてマックスの最終回は素晴らしかったんだと再認識できましたね!人工呼吸とはいえキスシーンからのヒロインの目覚め、そしてそこからの変身シーンは本当に感動します…。当時も凄く好きなシーンでしたね。
そして、マックスをあっさりと倒してしまうギガバーサークの脅威と、そこからの復活劇と怒涛の決着、そしてあの素晴らしい未来の描写…文句ない最終回でした。本当はこの後に総集編的な真の最終回があって、VHSに録画してあるはずなので、久しぶりに見ようと思いました。