第6話「SAVIOR ―救世主―」
いよいよ最終回! 全6話だと早いですな。
やっぱり、前回羽根を残していたのはわざとでした。そりゃそうだよね。
ワイヤーで吊って、靴は壁に貼り付けてるのかな? それにしても辛そうな体勢だ(苦笑)
「俺は… ホラーを狩る者であって、人を裁く者じゃない!」
どれだけ人間が身勝手な存在であっても、守らない理由にはならない。
魔戒騎士の使命に従い、ただ一心に、ホラーを狩ることに命を懸ける零。
自分だけが助かりたいがために、リングの口車に乗り、零を殺そうとする人々。
よくある展開だけど、やっぱり胸糞悪くなるね。
こんな人間であっても、魔戒騎士は守らないといけないんだ。
あの変な歌詞を直接魔界語式で変換した歌詞ではなさそうだけど(日本語と魔界語は母音が同じなので)
それにしても、フィクションだしファンタジーだからとやかく言う必要はないけど、親子の歳が近すぎるやろw
イユは、10年前から歳とってないのかな。
素体ホラーが強くなったみたいな外見だ(笑)
ユナの母親としての心を取り戻し、自らの罪を償うためにあえてリングに食われたイユ。
「俺は命の選別も、数で測ることもしない
目の前のホラーを斬り、人間を守る。それだけだ!」
零かっこいい。
おぉ、こういうの今までなかったから斬新だ。
放送前のCMでも印象的に使われていたこのカットは、最終回のものでしたか。
「貴様の陰我、俺が断ち斬る!」
わざとでしょうけど、リングの羽根がまるでゼロの羽根みたいに見えてますねぇ。
「言ったろう。俺は魔戒騎士、そして守りし者なんだ!」
「フッ… 愚かな… 思考の放棄です…」
最後にリングにこう言わせるあたりが、靖子にゃんらしいというか、たしかに魔戒騎士が「魔戒騎士だからただホラーを狩る」「どんな人間でも守る」というのは、たしかに思考の放棄と言えるかもしれません。
でも、彼等は守りし者ですから、これからもその思いは、変わることはないんですよね。
ユナの泣き方は、なんか生々しくて、こう心にグッと来るよね(笑)
最後には、ユナは魔戒剣を持てなくなるんじゃないかと思ってたんですけど、なんとか持ててましたね。
今後再登場することがあっても、また魔戒剣を使うことになるんでしょうか。
最後にユナのこの笑顔が見られただけでも、この作品は大成功だったと言えるでしょう。
最後は、ユナ、カインと零の別れのシーン等もなく、意外とサラッと終わってしまいましたねぇ。
まぁ、監督的にはシリーズ化していきたいらしいので、あまり「終わった!」感を出したくなかったのでしょうか。
リング編 完!!
ってところかな?
ということで、牙狼シリーズ最新作の絶狼でした。
零も主人公になると、魔戒騎士らしさ、ヒーローらしさが出てくるんだなというのが、正直な感想でしょうか(笑)
どうしても第1作目のイメージが強いので、こうもストレートにヒーローされると、ちょっと違和感もあるんですよね。
まぁ、鋼牙やカオルとの出会いが、彼を魔戒騎士として成長させたと思えば、納得の行く感じではありますが。
今後も何らかの形で、続編があるといいですね。
翼やレオと共闘したりとか、新しい魔戒騎士が出てくるとか、あると面白いですよね。
そんなシリーズの新たな可能性を感じさせてくれた、そんな作品でございました。