Case11 腐る
感想
結局、国家機密って何
国家機密の奪還ミッションの解決編。
いきなり言ってしまって何なんですが、この前後編は次の謎の新戦士登場編への前フリ的な意味合いが大きすぎて、この前後編単独で見た時の魅力に欠けていた感がありますよね。
守りたかった国家機密ってのが結局何だったのかも次回以降へ引っ張られたまま終わったし。
林泰文さん演じる贋作士は眠ったままドラマ終わっちゃったし。
平成・令和ライダーの多くで採用されている前後編方式は、作品全体での縦線の面白さを重視するか、前後編単体での面白さを重視するか、バランス取りが難しいんだなってのを毎年考えさせられます。
夢主の命よりも国家機密を優先しようとするゼロのきな臭さとか、今後が面白くなりそうではあるんですけども、それはそれとして目先の面白さも欲しいですよと。
我々素人が考えるよりも相当難しいんでしょうね、全50話で1本の物語として面白く、且つ1話1話も面白いドラマを作るという行為は。
パラダイムワンダー
次元操作を司る紫の形態であるパラダイムワンダーが新登場。
体のミクロ化が最大の特徴。設定を見ると、どうやら巨大化も出来そうな感じ。
描写的には、完全にアントマンでしたね(笑)
ただどれだけ凄い能力を見せられても、「所詮は夢の中だしな…」ってなってしまうのがゼッツのマイナス点。現実世界で戦うシーンももっと増えてくれるといいのですが…
紫のゼッツのブレイカムゼッツァーは、サイズ(鎌)モード。東映ヒーローで鎌がモチーフの武器というのもだいぶメジャーになってきてますが、主人公ライダーの武器としてはおそらくこれが初めてじゃないかな?
ガシャコンスパローとかキューシックルとか、主役のヒーローじゃければ結構あったんですけども。
あんまりヒーローのイメージじゃないですもんね、鎌。
次回、謎の新戦士登場!
次回は、いよいよナイトインヴォーカーで変身する謎の新戦士登場!
名前はやはり初変身までお預けなのか? というか、そもそも仮面ライダーなのかそうじゃないのか?
予告を見る限りは順当にノクスが変身するようですが、まだまだ、誰も知らないヒゲ面のおじさんが変身する可能性は秘めてますからね。油断なりません(バースの爪痕)

