第7話「虹が出た 前編」
感想
天弓怪獣ニジカガチ
今回と次回はニジカガチ登場の前後編。
ゲント隊長と恩師の対決というありがちと言えばありがちなお話ですが、はたして次週どう転がるのか…
横峯先生がどうやってニジカガチを操る術を手に入れたのかとか、気になる謎も多いですが、はたして後編で回収されるのか謎のままで終わってしまうのか。
登場怪獣は天弓怪獣ニジカガチ。
現実の世界では先日2つの台風に悩まされておりましたが、こちらはなんと7つの台風を同時に発生させるというヤバい奴。ウルトラ怪獣の中でも類を見ない災害規模の怪獣じゃないですかね…
ちなみにその台風の発生のさせ方は、なんか不思議な力によるものではなく、口から大量に空気を吸い込むことで周囲の気圧を下げて、低気圧を発生させるというわりと地に足のついた科学的なもの。
事態は深刻ですが、テルアキとヤスノブが低気圧で頭痛くなる描写がよかった。
その昔、かの有名な「空想科学読本」で、ウルトラ水流を使うと周囲が真空になって竜巻が起こるというネタがありましたが、ニジカガチはこの空想科学読本ウルトラ水流を実際にやっちゃった怪獣ということになるのではなかろうか?(笑)
柳田先生、この回見てもらってニジカガチが低気圧を作る時は実際にはどういう現象が起こるのか、科学的に説明してもらいたいですね。
ウルトラ水流のことを考えると、おそらくテルアキとヤスノブが頭痛くなるどころでは済まなくなるはず(笑)
まぁそんな話は置いといて、ニジカガチはブレーザーを敗退させた初の強豪怪獣。
スパイラルバレードを出すのが早かったので、これ勝てねぇだろうな~とは思いましたが(いきなり必殺技は負けフラグ)
既に新技レインボー光輪の存在は発表されていますが、ニジカガチのストーンを使うようなので、ニジカガチをどうやって倒すのかは予想がつきません。
先生と和解するエンドなのか、怪獣は倒せず先生とも和解できないみたいなビターエンドなのか…
あとmod.2の投入タイミング的に、活躍はすれどもニジカガチを倒せはしないんだろうなって感じがして切ない。ヤスノブがだいぶ頑張って1~2ヵ月の納期前倒しするはずなのに(笑)
小ネタ
横峯先生の著者紹介で、この世界には多々良島があって、マグラーも住んでいることが判明。
マグラーといえば「ウルトラマンX」の1話に登場していたことが記憶に新しいですが、あれももう8年前。
そもそもそんなに人気のある怪獣というわけでもないと思うのですが、ちょこちょこ触れられてるあたりなんだかんだで愛されてるって気がしますよね。
ニジカガチの伝承が残っている比土羅古墳の名前は、「ウルトラマン」のヒドラにちなんだものなのか、はたまた偶然か。
次回、ニジカガチ後編
次回後編。mod.2ははたしてどの程度活躍できるのか!?
そしてブレーザーはニジカガチをどう倒す?