第21話「天空の激戦」
感想
アースガロンMod.3 VS デルタンダルB
今回はアースガロンMod.3の初登場回で、ヤスノブとアンリのコンビ回。
腹筋が10個に割れてるくらいムキムキだが飛行中のGに弱いヤスノブと、飛行中のGに耐えられるムキムキだが射撃がノーコンのアンリが、力を合わせてデルタンダルに一矢報いるというコンビ回のお手本のような話でしたねー。
「体力やったらアンリさんに勝てんのはホンマですから」というヤスノブのセリフがありましたが、そのSKaRD一番のムキムキボディがありながらアンリより体力ないの!?と思わずツッコんでしまいました(笑)
こればっかりは、役者本人のムキムキボディと脚本上のヤスノブのキャラクターのミスマッチと言って良いでしょう。
アンリがノーコン設定は以前のデルタンダル回でも触れられていますが、相変わらず射撃が下手な設定を擦られるアンリも可哀想(苦笑)
存在は触れられていながら、ようやく初お目見えとなったアースガロンMod.3。
この不必要なまでの三角形の翼のシルエットは、どう考えてもデンジ推進システムで飛んでますね…(すごかが脳)
デンジ推進システムを内蔵したMod.3ユニットで機体を引っ張り上げるように飛ぶ飛行システムなのでしょう。
まぁ戯言は置いといて、劇中設定的にはデルタンダルの能力を解析して作られた「ウラヌスドライブ」なる装置でその飛行性能を実現しているそう。
元々アースガロン単体でも飛行は可能なので、おそらくウラヌスドライブで浮力を得ることで、単体時では揚力を得ることに使っていた分の出力を推進力に回して最高速度を上げる…みたいな設計思想なのでしょう。
単純にMod.2の上位互換とならないパワーアップというのが、リアルでいいですよね。玩具的に可能になるかは分かりませんが、出来たらいずれはMod.2とMod.3の同時装着も見てみたいもんですな。
登場怪獣はデルタンダルB。Bは劇中での説明の通り、爆撃機(Bomber)の意味。
ネーミングの仕方にテルアキのキャラクター性が出てるのがいいですよね。
以前のデルタンダルの6倍という凄まじいデカさに加えて、相変わらず全く着地せずに空の戦いだけで決着するという非常に撮るのが大変そうな怪獣でした(笑)
こういう撮るのが大変そうな怪獣が特撮TVシリーズの1エピソードに気軽に出せるようになったという点で、技術の発展の恩恵というものをひしひしと実感しますねぇ。
次回、怪彗星ツイフォン?
次回は、ウルトラシリーズではほぼ初めて?と思われる怪獣損保保険会社のサラリーマンが主題となるお話。
なぜか登場怪獣は2代目型のレッドキングとギガスが「ウルトラマン」以来の共演を果たす形になっていて、どういうストーリーになるのかさっぱり分からない(苦笑)