第25話「王と民の戦い」

感想

ゴッドキングオージャー！

今回は最強合体ロボ、ゴッドキングオージャーの登場回！

戦隊ロボとしては初の20体合体。合体ロボのパーツ数の多さではアニメの「機甲艦隊ダイラガーXV」の主役ロボ、ダイラガーXVの15体合体が有名ですが、それを5体も上回るという凄さ。

スーパー戦隊シリーズでは「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕」に登場したグランドハイパーゴセイグレートの18体合体が最高でしたが、そちらをも上回る圧巻の20体合体ということで、シリーズの集大成を感じさせられる偉業でありました。

2010年代の戦隊ロボは、むやみに合体数を増やさない ＆ 合体しても余剰パーツ出しまくりな方針を感じさせるロボがほとんどだったこともあり、合体数を増やしながら余剰パーツ無しなゴッドキングオージャーは久々に驚きを感じた戦隊ロボになりましたねー。

20体合体であると共に特筆すべき点は、その20体全てにパイロットが必要なこと。

合体数の多かった過去の戦隊ロボでは、基本的にパイロットがいなくても自律稼働できるメカがほとんどだったので、合体する全機体にパイロットが必要なゴッドキングオージャーは異例中の異例。

まさに、王と民の関係が描かれ続けてきた本作だからこその戦隊ロボと言えますね。

各機とパイロットの内訳は以下の通り。

　
王の6人以外にもそれなりに関連性のある組み合わせで搭乗しており、それぞれ

• アント　…　ストーリー的な必然
• 三大守護神　…　それぞれの登場回が王のメイン回だった側近たち
• コーカサスカブト城　…　ギラ以外で一番関連の強い人
• ローリング、スネイル　…　初登場回がその国の王のメイン回
• ピード　…　側近
• ヘラクレス　…　武官だから？

といった感じになっています。

クモ、テントウ、シケイダーは正直余ったところにテキトーに乗せた感じが拭えませんが、それでも可能な限りこれまでのストーリーを意識した組み合わせになっているのは見事。

ヒメノとの因縁が強いシケイダーに、イシャバーナの側近を乗せなかったのには特にスタッフの気遣いを感じますね。

映像的な見どころではやはり、ちゃんと実物（スーツ）があるところが凄かった！

グットクルカイザーVSXしかり、ゼンリョクゼンカイオーしかり、トラドラオニタイジン極しかり、近年の全合体系ロボは実物が作られないことがどんどん多くなっているので、20体合体になってもきちんと実物があるゴッドキングオージャーはそれだけで凄いです。

さすがにここまでゴチャゴチャしてると動きづらいようで、本格的に動くところはCGになってましたけど(笑)

しかし、これでもまだ番組前半なので、これ以上に凄い合体が控えている可能性もあるんだよな…

どれだけダイラガーを超えるんだ…（？）

唐突な勇者パースもカッコよかったですね。

しかし改めて見てもこの剣切れなさそうだな(苦笑)

次回、あァ 一巻の終わり！

次回、ジェラミーの、デズナラクの、そしてバグナラクの運命や如何に！？

第一部、堂々完結！！

そして物語は新章へ！？

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まさかまさかの、「キングオージャー」は9月から新章へ突入することに。

26話から2年後の物語になるとのこと。

王様たちのビジュアルも変わり、舞台は宇宙へ！？

番組途中で明確に第二部に入る戦隊は「カクレンジャー」という先例がありましたが、「キングオージャー」の新章はいったいどのようになるのか…？

チキューを離れるなら、もしかすると別次元の話である「重甲ビーファイター」とのコラボもあり得たりして(笑)