ドン4話「おにぎりのおに」
感想
NO TARO
今回は、雉野とタロウの初めての出会いだったり、はるかと猿原がお互いの正体を知ったりしていく中で、タロウの過去が明かされるという回。
こういう、誰のメイン回なのか分かりにくい作風ってのがまさにドンブラ感ですねぇ。
大抵の戦隊は1話の時点で5人が揃っていて正体を知っているのも当たり前ですが、ドンブラの場合戦闘時にはメンバーが集結するんだけどお互いの変身前については知らないという設定なのが新鮮。
そんな5人がお互いの変身後を知らずに出会い、徐々に集まり真の意味での「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」が結成されるという流れ! これが令和のスーパー戦隊かぁ…(しみじみ)
そんな今回で描かれたタロウの過去は、「人々に尽くしすぎた結果、人々に嫌われ、自分たちの住んでいたマンションの住人が全員引っ越した」というもの。
人々に嫌われたとかそういう過去を持っているフィクションの登場人物は珍しくないですが、自分たち以外のマンションの住人が全員引っ越した過去を持っているヒーローってのはまずいないでしょう
あまりにも嫌いな奴がいるからマンション引っ越すって、そんな奴いる?(笑)
いやぁ、さすが井上ワールドの登場人物って感じです。
まぁタロウもタロウで、変身後に笑いながら仲間に向かって銃乱射して特訓するようなヤベー奴なんで、マンションの住人たちの判断は正しかったとは思いますけど(?)
オーレンジャーはおにぎりの戦隊だった
今回の鬼はオーレンジャーがモチーフの超力鬼でした。
リュウソウジャー、トッキュウジャー、ルパンレンジャーと来ていきなりのオーレンジャー。直近でおもちゃの発売予定もないのに、突然オーレンジャーが来て驚いた方も多かったのでは?
聡明な特撮ファンでも「オーレンジャーとおにぎりにどんな関係が?」と思いたくなってしまうこと請け合いですが、実は東映公式サイトにもある通りおにぎり⇒三角⇒ピラミッド⇒オーレンジャーという連想からだったとのこと。
これまでの鬼と戦隊の関係に比べてテキトーすぎやろがい!(笑)
まぁ、そもそもおにぎりの話をやりたいをスタートに持ってこられた段階でどの戦隊とも自然に結びつけるのは不可能なので、むしろピラミッドを経由してオーレンジャーにたどり着けたのは奇跡的な幸運と言ってもいいのかも(本当か?)
次回はパトレンジャーの鬼っぽいので犬塚を追っている警察が変身するのだと思いますが、今後オーレンジャー=おにぎりみたいにメチャクチャ強引にレジェンド戦隊に結び付けられる鬼が来るかと思うと楽しみで仕方ないですね。
高田将司さん
犬塚を追う警官役で、キジブラザー役の高田将司さんが顔出しで出演。
ルパパトの時といい、顔出しで出る時の高田さんは警官役をやりがちです(笑)
すごかが的に考えるなら、同一人物なのかも… 年齢全然合わないけど…
次回、5人集合!
次回は5人がようやくお互いの正体を知りそうな回。
おそらくですが、名乗りシーンも見られそうな感じがしますな…
鬼は警察官の帽子っぽいものを被っていたので、パトレンジャー鬼っぽい。