第10話「りきがくのげんり」
感想
光線がミニラ
このアニメもいよいよ話数2桁台に突入。最終回が近づいてまいりました。
そんな10話ではゴジラの出番も相当に増量。まずは冒頭で巨大ラドンを撃墜。さすが怪獣王らしい活躍。
前回でも発生させていた光の輪、てっきりこれの中心を光線が飛んでいくのだと思っていたのですが、まさか輪っかそのものを飛ばす光線だったとは。
視聴者のツイートを見てみると、どうやらミニラも輪っか状の光線を飛ばしていたらしいので、それのオマージュではないか?とのこと。
いやぁ、ミニラの光線よりもだいぶ殺意に溢れてますけど…(苦笑)
ユンと銘のチャットが、破局を止める鍵…?
一方その頃ユンたちは、葦原の屋敷に残された書物に書かれた謎の数列がMD5ハッシュであること。そして、そのMD5ハッシュで示されるものが全てユンと銘がチャットしていた時間であることを突き止めます。
つまり、葦原は失踪する前から、ユンと銘が世界の破局を食い止める存在だと未来予知していたということに。
葦原が未来予知できるくらいの凄い科学者だったってのも驚きですが、その葦原の凄さを描くためにチャットの時間を反転してMD5ハッシュに変換するって演出方法を選んだ制作陣も凄い。普通思いつかんでしょう。
これまでのユンと銘のやりとりも、ユンが急にMD5ハッシュのクイズ送ってきたのも全部伏線だったんですもんね。これぞ現代ならではのSFという感じ。
しかし、オーソゴナル・ダイアゴナライザーがゴジラ攻略の鍵になりそうな銘はともかくとして、ユンの方にはジェットジャガーくらいしかないので、世界の破局を止めるのにどう役に立つのかは想像できませんが(苦笑)
ユンが葦原の残したメッセージを解明する一方で、銘は串刺しにされるサルンガを見物していた(違)
再登場できたと思ったら、再びオーソゴナル・ダイアゴナライザーによって串刺しにされるサルンガくん。
こんな情けない役割は往年の人気怪獣にはさせられませんから、あえて新怪獣にした理由も今なら理解できますね(笑)
ゴジラウルティマ
葦原の謎に迫っていくユン。
そんな時、再び葦原邸からあの歌が響く…!
そして誕生する、ゴジラウルティマ!!
冒頭ではおそらくまだテレストリスだったというのに、恐ろしい進化の速さ。まぁ、そろそろウルティマにならないと番組終わりませんもんね。
輪っかを飛ばしていた放射熱線は、ついにちゃんとしたビームに!
いや、ゴジラの放射熱線をビームと形容するのもどうかと思いますが、これはもうまごうことなきビーム。
お馴染みのゴジラのテーマ(しかもコーラス付き)をバックに、放射熱線による圧倒的破壊力を見せつけるゴジラウルティマ。やっぱりカッコいいー!
はたしてユンと銘は、あと2話か3話でこの怪獣王にどうやって勝利するのか…
オーソゴナル・ダイアゴナライザーはともかく、ジェットジャガーはどう見ても太刀打ち出来そうにないけど…(苦笑)