第47カイ!「パレス突入!ボスの前でも頭が高い!」
感想
最終決戦
ついに始まる最終決戦。敵の本拠地に乗り込んで大ボスと対決という、特撮ヒーローものの最終決戦定番の流れです。
こうなるとさすがのゼンカイジャーもギャグをやっている余裕がなく、終始シリアスな回でございました。いよいよ、この番組も終わりを迎えるんだなぁ…としみじみ感じるところです。
いやまぁ、開始7分でボッコワウスの前にたどり着いたと思ったら床ひっくり返されて城からボッシュートされるあたりは、シリアスな中にもゼンカイジャーらしさを忘れてない感じでしたけど。
戦隊での最終決戦といえば、1話ごとに大幹部を順次撃破していくのが定番。
今回の相手は、イジルデの操るイジルデストロイヤー4世。
新規造形のメカではなくどう見てもバトルシーザーロボのリペイントなあたりは、ゼンカイジャーのカッツカツのお財布事情を感じてしまうところ(笑)
イジルデが完全に小物なので、出番も1回きりなのがもったいなかったですなぁ。
しかも、バトルシーザーロボのリペイントでしょうから、バトルシーザーロボとゼンカイオーの共闘も見られないでしょうし。
バトルシーザーロボがイジルデストロイヤーにリペイントされている頃、紆余曲折を経て、ついに介人の仲間となるステイシー。
まさかここまでかかるとは…という思いもありますし、それ以上に思うのは、まさかここまで生き残るとは…ということ。
元々出す予定のなかったキャラクターだったステイシーですから、てっきり中盤くらいにはゼンカイジャーとの避けられない戦いの末に退場すると思っていたので、なんだかんだとありながらこうして本当に仲間として戦う日が来るとは全く想像していませんでした。
ヤツデに正体を明かして受け入れてもらうシーンも感動的でしたし。
あぁ、よかったなステイシー…
ここぞというタイミングで、介人とステイシーの救援に駆けつけるゾックス他界賊一家もカッコよかった!
でもそれはそれとして…
ゼンカイジャーの6人目ってセッちゃんだったんだ…(苦笑)
これだけ追加戦士たちがカッコよく戦いを繰り広げている一方で、その追加戦士たちを差し置いてセッちゃんをゼンカイジャーの6人目という扱いにするあたりも、シリアスな回の中にもゼンカイジャーらしさを忘れてない感じ。
次回、最終回一つ前!
次回はついにボッコワウスとの戦い!
46年の戦隊史の末に、胸にアカレンジャーの顔がついているラスボスを倒す戦隊が生まれることになるとは…
いやまぁ、ラスボスは神様の方だとは思いますけど。
そして次回は素面名乗りもあるみたい!
次回素面名乗りをやってしまったら、最終回は何をするんだろう?