第11話 グライム 再び
感想
強敵回 前編
今回はエルドギメラ回の前編。1クール終わり際での強敵登場は、ニュージェネの恒例行事ですね。
ソラトも危険視するヤバい怪獣の登場回ということもあってか、終始シリアスなムードで異色の回でした。
コウセイもなんかイライラしていたし… って思いましたが、よく考えたらコウセイがイライラしてるのはいつものことかも(苦笑)
ゲストには、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」ナダ役で特撮ファンにもお馴染みの長田成哉さんがNDF隊長のタイラ カズヤス役で出演。
NDFがこの世界のいわゆる防衛チームなのかなーって思ってましたが、怪獣対策チームは別に出来るらしい。じゃあ、NDFって何するチームなんだ…? ミサイルとかバンバン撃ってたのに…(笑)
怪獣を保護しようとするチームEYESと、怪獣を倒そうとする防衛軍がいた「ウルトラマンコスモス」みたいに、方向性が微妙に異なる2つの勢力が並行して存在する世界観になっていってる途中って感じなんでしょうか。
本作は怪獣が出現するようになったのはごく最近という世界観なので、こういう情勢の移り変わりみたいなのが見られるのが面白いですよね。こうなると気が早いですが、ちゃんとした防衛チームが誕生した後の物語である「ウルトラマンオメガ2」が見たいところ(?)
エルドギメラ
今回の登場怪獣は、爆進細胞怪獣エルドギメラ。
まず、常に舌を出してるのが異常に怖い。なんかヤバい奴来た感が凄い。
怪獣を食べる怪獣ってのはそんなに珍しくはないんですが、摂食器官がまさかの尻尾。お前常に舌出してるのに口から物食べないんかい!
さらに、食べた怪獣を取り込んでパワーアップする能力持ち。取り込んだ相手によって見た目が変わるって設定はよくありますが、見た目が変わる部分が肩っていうのは結構独特でしたね。顔とか胸とかが変わらないと、あんまりパワーアップした感がないかな…っていう(苦笑)
あとメチャメチャ似てるってほどではないんですが、やはりよく言われるように全体的な雰囲気が「ウルトラマンレオ」のアトラー星人に似てますよね。体表がひび割れてる感じとか、髪の毛っぽいものが生えてる感じとか。
アトラー星人知らない!? そう…
次回、エルドギメラ回後編
次回は後編。
今回めちゃめちゃピンチで終わって、次回はエルドギメラ側がさらにパワーアップするのに、オメガの方は特に新形態とか出ないっぽいのが違和感。
コウセイとの友情とかそういうのだけで勝っちゃうのかな?
ゲストには、「ウルトラマンギンガS」キサラ女王役だった山本未來さんが出演。前にウルトラシリーズに出てくれた方がまた出てくれるのって、嬉しいですよね。
「ギンガS」以来だから、11年ぶりかぁ…