【人類最強の防衛兵器、テラフェイザー!!】ウルトラマンデッカー 第11話

特撮・アニメ

第11話「機神出撃」

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感想

テラフェイザー!

今回は、GUTS-SELECTの新戦力テラフェイザーの登場回!

「Z」のキングジョーSC以来定番となった、番組中盤でのDX玩具となる防衛チームメカの枠。3年連続で出るということは、よっぽど売れたんでしょうなぁキングジョーSC(笑)

劇中でも異世界から持ち込まれたキングジョーSCの存在がきちんと語られていて、劇中の歴史的にも現実世界の歴史的にも、キングジョーSCの存在がテラフェイザーに繋がったというのはエモいですなぁ。

テラフェイザーは、「ダイナ」の劇場版に登場したデスフェイサーがモチーフ。デスフェイサー自体は人類側の戦力を侵略者側に悪用されて誕生してしまった存在でしたが、テラフェイザーは純粋にTPUが作り上げた人類防衛用のロボット兵器。

筆者も昔、「Z」の特空機としてデスフェイサーが出るんじゃないか?と妄想した時もありましたが、世界観を超えてようやくデスフェイサー(電脳巨艦プロメテウス)が人類のため戦える日が来たかと思うと、ウルトラファンとしては感慨深いってものです。

玩具の写真を見るとフェーズ2の顔が明らかに悪人顔なので、最後まで人類のために戦い続けられるか不安というか、肩書きが電脳魔人なので悪堕ちフラグプンプンなのが悲しいですが…(苦笑)

ストーリーとしては、テラフェイザーの活躍のため巨大怪獣とはテラフェイザーが、小さい怪獣とはGUTS-SELECTと人間大のデッカーが戦うという異色の展開が面白い。

今までのシリーズならば、ウルトラマンが特に日本語を喋らなくても人間側が凄まじい理解力によってウルトラマンの意思を汲み取っていたのに対し、デッカーのジェスチャーがリュウモンたちに伝わらないというギャグ描写も、デッカーのキャラを表現していて見事。

ハネジローがデッカーの意思を汲み取って代弁できたのは、ハネジローがデッカーの正体知ってたからですしね。

オーバーヒートのため必殺のTRメガバスターが不発に終わり、トドメだけはデッカーがつけるというバランス感覚も見事。でも、テラフェイザーが敵を倒せる日は来るのか…

TRメガバスターを初めて食らう相手が、デッカーでないことを祈ります(笑)

ライバッサー

今回の敵怪獣は、新怪獣のライバッサーとお馴染みのガゾート。

ガゾートに関してはテラフェイザーに撃退されたっきりで生死は不明なので、また次回以降に再登場するのかも。

ライバッサーは、おそらく魔王獣マガバッサーの原種であるグエバッサーの亜種(ややこしい)

ニュージェネ1話に登場する新怪獣の着ぐるみが後に改造されるのは恒例ですが、ここまでマガバッサーの原型が保たれた形で亜種怪獣に改造されていくってのは結構珍しい。

マガバッサーがそれだけ、ニュージェネシリーズを代表する怪獣ということなのでしょう。

さらに今回は、ライバッサーの幼体であるヒナバッサーも登場。

ステージショーはともかく、劇中であのサイズで出てくる怪獣って、現実感が希薄な巨大な怪獣よりも存在感がリアルで逆に怖いですよね。

ヒナバッサーに連れ去られたカナタがデッカーに変身できる人間だったからよかったものの、他の人間だったら間違いなく食われていたはずなので、その点でも怖い。

あんな小さい人食い怪獣がいっぱい住んでいるであろうトリガースペース(仮)、絶対に住みたくないな…(苦笑)

次回、スフィアネオメガス!

次回はネオメガスが早くもスフィアネオメガスとなって再登場。

逆襲ってなってるので前回のネオメガスと同じ個体だと思うんですが、予告の雰囲気的にカイザキ副隊長の出番は無さそうだな…

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